能 書

すでにお気づきの向きもあろうかと思いますが、基本的なデータの集計手法はかつてその名をはせた(かどうかまでは知りませんが)
「メガトン・チップ」から引用しています。

以前の一時期、いわゆる馬券本を買い漁り、各種馬券術を試してはコケ、を繰り返していた時期がありました。
「メガトン・チップ」はそんな頃に試してみた馬券術のひとつで、結果例外なくコケた訳ですが(私の場合)
他の馬券本に比べ買い目も明確でそのぶん手痛い思いをこうむったように記憶します。
なぜそんな集計手法を懲りもせずとお思いかもしれませんが、
集計を始めた時期は仕事で使うことになったパソコンでの表計算の習熟を要した時期と一致します。
主婦が家計簿からパソコンに慣れ、オヤジがスケベからインターネットに入るのと同レベルの発想です。
興味の対象から入れば実のなることもあるんじゃないかと思った訳で、また集計も容易であわよくば一挙両得、
の思惑も実は色濃くありました。
今から5年ほど前のことです。
ほどなくして表計算の方は実用上問題ない程度に使えるようになりました。
で、不毛な「コンピ指数」の集計はというといつのまにかやめてしまっていました。

    しばらくして、競馬雑誌だったかで、「ニッカンのコンピ指数」は専門紙のトラックマン評価の積み上げじゃないか、
    といった記事を目にしました。
    当時(基本的には今も同様ですが)、あれこれ買い馬券の購入手法や軸馬決めの決定手法を模索していた訳ですが、
    これといった決定的なものもなく、あげく予想会社の会員にも手をのばし、それも複数社、しかも数ヵ月もして、
    その間外しまくりの結果にも関わらず大きく “ 的中 ” のスポーツ新聞での広告もその後目にして、
    40ヅラ下げてホントにホッペタが赤くなる思いをしてみたりの時期で、
    このさいトラックマン評価の積み上げを尊重するほうが勝ち組への近道なのかも、
    とでも思ったのでしょう。
    いつからか、週替わりの夜はまたデータ積み上げを再開するようになっていました。
    その後、習慣化したデータ記録ではありますが、いずれ実戦で実践を、といったダジャレ以上の思惑もないまま、
    いつのまにか、けっこうな検証数にもなり、そこでひとつ実戦で実践です。

         実践は各レースの出走頭数で出現可能な馬連数を超す検証を得たレースパターンでのみ、
         回収率のバランスも考えて過去に50%程度の出現率となった何点かまでを購入しました。
         どうも買い目が多すぎて競馬場での馬券買いには不向きなようです。
         ジャリ銭馬券の買い目訂正はアナ場でチョビッと、いえだいぶ恥ずかしいものがあります。
         当たるものならパット向きだと思います。
         で、かんじんの馬券結果はというと的中率50%という訳でもないようです。

         いうまでもなく過去のデータどおりの馬券結果が明日また必ず出現するはずもなく、
         絶対がないから悩みもつきない訳で、「メガトン・チップ」がその後発表された「ハイパー・・・」という
         関東版コンピ指数を使っての馬券本のように注目されることのないまま消えていったのもむべなるかな、
         回収を伴い的中あっての馬券術、およそ結果を連れてこないのなら馬券術やらそのデータなぞ
         術でもデータでもない訳で、さりとてそのデータ、ある程度には馬券結果の傾向が見えてるような
         そうでもないような、はやい話、捨てるのがちょっと惜しいだけで・・・。

                で、思いついたのがインターネットでの公開です。
                みなさんからの反応の中になんらかのヒントや勝ち組への糸口が見いだせないか、
                が正直なスケベ心ではあります。

ともあれ、ネット初心者のページです。
先行き多難は予想できますが、まあ長い目でみていただければと思います。