トホホ式タンシオのススメ
かくして何年もにわたり、集計を続けている訳ですが、実際に馬券買いの
参考資料にしているかというと、そういう訳でもありません。
ただ、まだ開示していないレースパターンの中には出現率50%という連もあり、
今日の白黒運だめし、ぐらいの感覚で手を出すことはありますが、
それは少頭数でのいわゆる鉄板レースにすぎず、獲って3倍を割り込むものが
そのほとんどです。
さりとて、連の出現率が10%前後の馬券を何点か買い続けたとして、
結果は「anoano」にあるとおり、ほぼ負け組です。
それでは、荒れる傾向が強いレースパターンでの万馬券狙いは有効か、
についてですが、ここで一例をあげます。
「806516」パターンでは検証数約130数回を経て、A-K決着が9回出現しています。
いわば、スポーツ紙のグリグリ対無ジルシ決着です。
出現率としては約7%で、穴狙いなら買い目に入れて、たまの当たりで
結果は黒字と期待するところですが、この連、集計をはじめて1年ほどの間に
立て続けに6回ほどの出現を見て以後、あとはさっぱり、
ここ1年以上はその出現を見ていません。
1年以上も当たらないパターンを追い続けるこの現実味の無さたるや、
このへんに、この集計法での限界を見るところでもあります。
それでは、どうやってこの集計結果を馬券の好結果に結びつけるかについて
ですが、単純なところにふと気付きました。
連対率です。
「コンピ指数」では表の最下段に指数上位からの連対率が紹介されていますが、
指数最上位馬で約50%の連対率、以下下位に向けて順に減っていく連対率が
記入されています。
出現の総計がフルケ゜ート16・18頭で200%となるこの連対表は少頭数のとき、
ちょっと ? 表なんですが、それはさておき。
検証結果の傾向はというと、指数の最上位馬が連にからむ確率というのは
高くてあたりまえ。
さらには、持ち指数が高いほど連がらみの確率が高いかどうかについては、
検証のとおり、これまたさらにあたりまえ、の結果がでています。
検証パターンの中には指数最上位馬の連対出現率が70%前後というものが
いくつもあります。
馬券は馬連だけじゃありません。
単勝も複勝もあるじゃないですか。
で、複勝買いの結果をシュミレーションしてみました。
7割どころか8割以上は的中です。
ただし、的中時の払い戻しは、1.1倍、 嗚呼・・・・・。
ではでは、今度は単勝買いです。
約7割がた連がらみを見てきたレースパターンでの指数最上位馬が、
1着に来る確率は、ほぼ50%。
2回に1回は的中、です。
ところがここでも問題があります。
それはその配当です。
払い戻しは、1.4倍、1.5倍。
投資額を超す払い戻しを得ようとしたとき、ここで登場するのが、
かのマーチンゲイル法を応用しての白黒バクチ増額投資法です。
500円の単勝1点買いを、外して3倍投資で当たるまで、を繰り返します。
当たったらスタート時の投資額に戻ります。
かくして結果は、別表のとおり、
的中率は50%、回収率100%オーバーで結果は黒字、となる次第です。
tohohoshikikenshohYo.htm へのリンク
ただ、この手法、難点がいくつかあります。
その1 1日に何レースもの対象レースは出現しません。
その2 当たったり外したり、ならばともかく、外れが5回も続くと浮世離れした
投資額となってしまい、実際は手持ち残高に応じた投資額の上限が
ついてまわります。
その3 当たって1.5倍馬券です。獲った
!! 。勝った !! 。といった馬券的中時に
見られる脳内でのドーパミン分泌によるカタルシスとはほぼ無縁です。
その4 どこが面白いか?ですって。
どこまでいっても、利益率消費税並じゃ、面白い訳ないじゃあないですか。
反面、利点は1点だけ。
負けない、という事実。
ほんのわずかに金利もつきます。
祖国日本の消費税並です、ケド・・・。
・・・トホホ
で、トホホ式タンシオ買い目パターンを別に紹介しておきます。
tansio.htm へのリンク
蛇足ですが、「コンピ指数」でこれらのパターンのとき、指数最上位馬を外しての馬券は、
7割がたゴミバコ行き、ともいえる訳で・・・、
まずはご参考ください。