急 告

本年の春季例大祭(日野祭)は

居祭(いまつ)」にて斎行します

(神輿渡御・曳山巡行等は行わず、祭典のみ執り行います)

 祭典 5月2日午後2時「宵祭」(西之宮神社) 
5月3日午前10時「本祭」
5月4日午前10時「後宴祭」
御神前での祭典は執り行います
神子 × 神調社(芝田楽)のお渡りはありません 
神輿 × (2日・3日とも)
渡御も飾り付けもありません 
曳山 × 巡行も曳き出しもありません
前日のスタンプラリーもありません 
露店 × 綿向神社前の露店はありません 
伊勢大神楽 × 5月4日の伊勢大神楽奉納はありません 
嶽祭り 4月20日の綿向山頂大嵩神社の祭礼は執り行います
(4月26日時点の予定です)

 今年の年明けより新型のコロナ肺炎ウィルスが流行しはじめ、今や世界中に広がり、我が国においても2500人を越える方が感染し、70人以上の方が亡くなられるなど大変な社会問題となっています。未だに感染者は増え続け、何時になったら終息するかはまだまだ見えないところでございます。
 その様な状況下に於いて、観衆が集まる催しや感染リスクの高い行事は軒並み中止や延期を余儀なくされています。神社の祭礼も例外ではありません。そこで、氏子さんの御代表である各字の総代様と慎重に審議し、感染拡大防止に努めるため、今年の春の大祭である日野祭は「居祭り」とすることに決定しました。
 「居祭り」とは神社での祭儀のみ斎行し、神様が御神輿などに乗ってお出にならないお祭りのことです。従いまして、例年のような神子と芝田楽の行列や神輿や神幣、その他獅子太鼓や威儀物の御旅所〔ひばり野〕お渡りを自粛します。曳山巡行も遠慮します。苦渋の決断です。
 形を少し変更してでも何とか斎行出来ないかと模索もしましたが、日野祭の神事には、古代の日野の歴史的ストーリーがあります。これを受け継ぎ、850年もの長きに亘り受け継ぎ伝えて来ています。単なるお祭り賑わいでは終わりません。何か一つでも欠ければ成り立たないお祭りなのです。神様を御神輿に乗せて御旅をし、おもてなしするのが祭礼行事です。それには関わる人々が晴々とした気持の中で行うべきであり、感染のわだかまりのある中での斎行は神様にも失礼にあたります。
 このような居祭りは日野祭の長い歴史の中では、過去にもありました。今から76年前の昭和19年・20年は戦争の為に居祭りであった記録が残っています。また、江戸時代には宝暦6年(1756年)に日野の八割を焼いた大火で、またその後、字同士の紛争が原因で10年間居祭りとなった記録もあります。
 今回は、今まで予期せぬ疫病の流行が原因で75年ぶりの居祭りとなります。新型のコロナ肺炎ウィルスに屈してやめるのではなく、立ち向かい皆で克服するための処置です。
 例年通り2日の宵祭りである西之宮神社の御本殿、また3日本祭・4日御宴祭の綿向神社の御本殿での祭儀は省略することなく斎行致します。
 居祭りになることによって、残念に思われる方も居られましょう。迷惑・損害を被られる方も居られましょう。どうかこのような状況下ではご理解下さいますようお願い申し上げ、来年のお祭り復活にご協力下さいますよう宜しくお願い致します。

 令和元年4月3日 宮司 記
 

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