急 告

本年(令和3年)の春季例大祭(日野祭)

居祭(いまつ)」にて斎行します

(神輿渡御・曳山巡行等は行わず、祭典と一部の奉納行事のみ執り行います)

祭典 5月2日午後2時「宵祭」(西之宮神社) 
5月3日午前10時「本祭」
5月4日午前10時「後宴祭」
御神前での祭典は通常通り執り行います
神子 × 神調社(芝田楽)のお渡りはありません 
神輿渡御 × (2日・3日とも) 神輿の渡御はありません 
(2日午後1時過ぎ) 西之宮神社氏子有志により、西之宮神社氏子地域周辺を榊にて巡幸します
(3日午前) 技術の継承を目的として、神輿一基を飾り付けて鳥居前に奉安します(雨天中止)
曳山巡行 × 巡行も曳き出しもありません
前日のスタンプラリーもありません 
(3日) 有志により御神前へ祭り囃子の演奏奉納を行います
(2日・3日) 曳山所有字ごとの判断基準に基づいて、字内で曳山の飾り付けや囃子の演奏などを行います
露店 × 綿向神社前の露店はありません 
伊勢大神楽 (4日午後1時半頃より) 伊勢大神楽奉納を例年通り執り行います(雨天中止) 
嶽祭り 4月20日の綿向山頂大嵩神社の祭礼は執り行いました
(4月29日時点の予定です)

 今年も日野祭(春季例大祭)は御神輿の渡御も曳山の巡行も取り止め、神社境内の神事のみの居祭りと決定しました。誠に残念無念の思いですが、新型コロナ感染症の流行が未だ収まらず、沈静化の様子が見えない中、苦渋の決断をしました。
 去る2月21日恒例の祈年祭斎行の後、氏子総代会で今年の日野祭について協議がされました。各字からご意見を戴き、もう少し字内の意見を聴取してから結論をとの話もございましたが、直接携われる方々の早期決定の要望が強く、感染症流行の現状と今後の推移を考える中、先ず御神輿や曳山に携わる方の人数を確保できるか、また、感染のリスクを避けながらいつも通りの祭礼を行うことが可能なのかを検討した結果が、今年も居祭りの形での斎行となりました。昨年に引き続き二年連続の取りやめは、日野祭が大好きで大切に思っておられる方には、残念なことだと思いますし、ご商売を営む方、色々な形で関わられる方にも大きな影響があろうと思います。当方も従来通りに執り行いたいのはやまやまですが、如何ともし難いことです。
 只、そのような居祭りでも、今年は境内で何かお祭りらしいことはできないかを模索しているところです。
 二年の間隔が空いてしまうことに今後の伝承維持を心配するところですが、850年の間、幾度か中絶しながら伝わってきた我が町の誇りである祭礼を、今生きる我々がコロナごときに負けることなく、守って行かなければと思います。

 令和3年4月1日 宮司 記