2018年10月度 京滋地本の活動
 
10月19日(金)はれ
ブラック化した職場に失望しJMITUに加入
暗闇に光明を見る思い

 2011年の東北大震災の後、海外駐在を終えて私は5月に日本に帰国しました。 物流業界の将来への不安を覚えながら、社内のコンプライアンス委員会を手伝うことになりましたが、あまりの会社のレベル低下と言いますか、ふがいなさに本当に失望して、それに何の手も打てない役員に怒り浸透していた頃、突然自分のメールを読まれたり、社内の電話の内線までチェックされだして、会社の中で居場所がなくなりつつあったころ、2015年1月に藁にもすがる思いで JMITUの門をたたきました。
−JMITUのサポートに百万の兵を得た思い−

 最初に訪問した日に、たまたま山本委員長が事務所におられ、話を聞いていただいたのがご縁で今日に至りました。皆様のサポートは百万の兵を味方にしたのと同様で、本当に会社とたたかう勇気と具体的な宣伝活動や会社前でのビラ配布活動等を通して、会社とたたかう方法を教えて頂きました。
 現代社会は、優良会社とブラック企業の2極化の時代と言われておりますが、中小企業ほどブラック化の方向へ進んでおります。ブラック企業に勤めている社員は多くの悩みを抱えて仕事をしていると思いますし、相談する場所も先輩も少なく大いに困っていると思われます。だからこそ、JMITUのような組合がますます必要とされるように思いますし、逆に、困っている労働者がもっと近づきやすいようになればと願ってやみません。
−JMITUの継続発展を願い、困っている労働者を積極的に紹介します−
 2011年以降人生で私の一番の宝は、皆様と知り合うことができたことだと心から感謝しております。本当に暗闇に光明を見る思いといいますか、皆様とお会いする度に励ましていただきましたことは、一生忘れることはできません。本来なら、助けていただきましたことを今度は新たに困っている人に対し、サポートする側にまわることが人間として本来のあり方だと思いますが、今回の闘争を通じて、自分の頭の固さや、保守性は多少あっても、戦闘能力のなさには完全に自信を喪失してしまい、元職場のこと以外で人の役にたてるようなレベルではないことも感じました。 幸いにも、分会長は、今後も組合活動を継続されると伺いました。多分、今回の経験から、今度は困っている労働者に手を差し伸べたいという感謝の念からだと察します。  
 今後は、元職場はもちろんのこと、困っている労働者には、積極的に貴組合を紹介するようにいたします。どうか皆様健康で末永く組合活動を継続して頂きます様、よろしくお願い申し上げます。
 
不当配転撤回裁判闘争に勝利した労働者よりの手紙
 
10月10日(水)くもり
JMITU秋闘速報
−地本支部分会代表者会議を開催−
神港・忘年会の補助金5千円に増額
H分会酷い回答に産別で対処!
JMITU18秋闘統一回答指定日の10月3日、全国で多くの支部・分会が前進回答を引き出しています。これは昨年同時期と同数になり奮闘しています。 京滋地本では10月9日、支部分会代表者会議をもち、初回回答の内容を分析し今後の対応を相談しました。主な前進回答は「各項目に丁寧な回答があり、労使合意協力型の労使関係で前進」(カシフジ支部)、「忘年会の補助で@5千円支給(前年は3千円)」(神港精機支部)、「新規の設備・設備の近代化で一定の回答あり」(草津電機支部)などです。 これらに対し切実な要求に「天災時出社不可の特別休暇は対処しない」「タバコ臭いトイレや手洗い場。喫煙所の移動については考えていない」「更衣室が汚いので定期的な清掃は考えていない」「残業食の提供は支給しない」「自転車置き場の屋根はつけない」「夏用作業着の半そでは支給しない」「更衣室のクーラーは取り付けない」(H分会)など「ないない尽くし」の全くひどい回答。こうしたひどい回答に対して、異口同音に交渉団の強化が必要との意見が集中しました。 「せめてこれだけは」という絞った要求が多く、前進させるためには産別団交を強めていくことにしています。
10月3日(火)はれ
10月1日から地域別最低賃金が改定されました
−時給が京都府882円、滋賀県839円に!−

最低賃金額は毎年夏に、各都道府県の最低賃金審議会で決められています。労働組合の要求と運動で京都府の最低賃金は26円引き上げて時間額882円になり、滋賀県も同じく26円引き上げて、839円になりました。
いずれも10月1日から発効しました。 地域別最低賃金は、都市と地方で急激な格差がつけられ、その差は年々拡大しています。地方は急激な人口減少や県外への人口流失によって地域の経済が大きく疲弊しています。
地域の活性化のためにも、地方の最低賃金を大幅に引き上げて、地域間格差をなくしていくことが必要です。
最低生計費試算では、全国どこでもほぼ同額です。どこでも安心して暮らせるようにするためには、全国一律最低賃金制度を実現させることが求められています。

京都総評は、10月3日に最低賃金改定周知宣伝を京都全域で実施しました。
近鉄上鳥羽口駅ではJMITUなど9名が参加して、周知ビラを配布しました。
「アルバイトも882円ですか?」と、学生らしき青年が声をかけてきましたので、「もちろんです!」
下 (左)最低賃金改定周知ビラ (右)最低賃金改定周知横断幕(近鉄上鳥羽口駅前) 
 
 
上 (左右)周知宣伝模様(近鉄上鳥羽口駅前) 
10月2日(火)はれ
京滋労働共済第31回定期総代会開かれる!
−結成30周年・30%拡大達成めざし組織と加入者の飛躍的前進を−
京滋労働共済第31回定期総代会が、9月21日に教育文化センターで開催され、総代80名が出席しました。山本善五郎理事長のあいさつの後、来賓として佐藤全労連共済専務理事、京都総評池田事務局長並びに滋賀県労連衛藤事務局次長が連帯の挨拶を行いました。 こののち、横山専務理事より議案が提案されました。 総括的報告や討論では、大阪北部地震以降、7月豪雨、大型台風21号、北海道地震など相次いで自然災害が発生して、共済に対する問い合わせや給付申請が激増していること、これらの対応として火災共済で「見舞金支払い」を検討することや、慶弔A型及び慶弔火災型の住宅見舞金についても特例措置をとることを決定しました。 また、京滋の独自制度である自転車共済が飛躍的に拡がっている要因が、ニーズに合った制度開発にあることが報告され、同時に、組織が持てる力を発揮して取り組んでこそ、飛躍につながることなどが強調されました。 さらに今年の総代会では、結成30周年に向けた飛躍的な拡大を推進する機関の強化及び高度化した管理システムの構築などが提起されました。  最後に新役員が選出され、全会一致で確認されました。JMITUからは、引き続き理事長に山本善五郎委員長、理事に北村邦俊副委員長が選出され、常務理事として世代交代をはかるために、向井忠夫(通算6期)から新たに草川博一地本執行委員(JMITUカシフジ支部委員長)にバトンタッチされました。
 
下 (左)京滋労働共済第31回総代会(教文センター) (右)山本理事長の開会あいさつ
 
 
上 (左)総評池田事務局長の来賓あいさつ (右)新しく選出された役員の皆さま
10月1日(月)はれ
団結の力で画期的な勝利!たたかいは続く!
−日本IBMロックアウト解雇・賃金減額撤回闘争勝利解決報告集会−
 猛暑も過ぎてようやく秋らしくなってきました10月、神無月です。
 2012年に始まった日本IBMのロックアウト解雇は、11人の組合員(京滋地本からは酒本誠さんが第 次で提訴)が立ち上がり、五次の裁判でたたかってきました。そして全員について解雇撤回もしくは解雇無効が確定し、3人の画期的な職場復帰を勝ち取りました。 また、賃金減額裁判では、会社が賃金減額措置を撤回し、減額前の賃金に戻し差額賃金を支払うことで和解が成立しました。 このたたかいは日米資本がたくらむ「解雇の自由化」の先取りとして、「リストラの毒見役」を公然と名乗るブラック企業日本IBMとJMITU・全労連をはじめとした働く仲間全体への挑戦として組織の枠を超えて全国に大きくたたかいが急激に広がりました。その中心を支えたのは「IBM闘争を支える会」の立ち上げで、瞬く間に大きな力となり動きました。京滋地本でも目標を上回る会員を組織して、署名・カンパ・書籍普及行動をはじめ、京都総評「団結まつり」の・滋賀県労連署名要請、争議支援行動などを展開してきました。 9月1日、東京都内で開催された「日本IBMロックアウト解雇・賃金減額撤回闘争勝利報告集会」には、全国から300名が参加して、勝利の感激を分かち合いました。京滋地本からは酒本組合員、向井が出席しました。お祝いの言葉とともに述べられたのは、引き続き「賃金減額攻撃」が始まっており、本日は「決起集会」の位置づけでたたかおう!と腕を組み「がんばろう」で締めくくった。
 
下 (左)300名の支援者が集まった(東京) (右)勝利を喜ぶ11名の原告団