12月28日(火)はれ
来年こそ誰もが安心して暮らせる社会に、声上げ、つながって、いっしょに行動!
−人類はさまざまな困難を克服し文明を発展させた叡智を持っている−
2021年もあと3日となりました。
コロナで明けくれた1年でしたが、今また新種ウイルスの感染拡大が懸念され、新しい年への希望に少し暗雲が垂れこめる気配です。
パンデミック克服に、世界連帯、協調がうまれ一定の成果をもたらしました。
個人の尊厳を優先する民主主義と、強制をもたらす反民主主義・独裁の間で、感染拡大防止を巡って揺れ動いた年でもありました。
難しいかじ取りが求められますが、一人一人の思いを自由に表現でき、それを最大公約数で実現することで、人類は発展し、現在の文明を築いてきました。
この事に確信を持って、生活から生まれる思いを発言し、繋がって共に行動することで、困難を克服することが出来る事に希望を持って新年を迎えたいものです。
JMITUは、受注減や、半導体など部品の供給不足など厳しい経済状のもとで、今年も産業別労働組合の力を発揮して、ほぼ全ての支部分会で賃上げや一時金獲得を実現しました。
また、コロナ感染対策では、少数支部分会でも、JMITUが提案した感染防止対策、休業補償、ワクチン接種対策などを実現させて来ました。
要求に基づく道理ある提案が、会社を動かしました、この事に確信を持って来年も頑張ります。共に闘いましょう。
書記局は、今日で休みに入ります。新年は、1月5日から開局します。
1年間ありがとうございました。来年もどうかよろしくお願いいたします。
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JMITU京滋地本2021年度活動のあれこれ |
下 (左)2月9日五大エンボディー勝利和解報告会 (右)3月7日大阪で開催された西日本集会 |
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上 (左)3月7日第一次統一行動カシフジ支部決起集会 (右)3月25日第二次統一行動・興亜スト集会 |
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上 (左)6月21日核廃絶平和行進滋賀県から京都府へ (右)11月3日憲法守れ円山集会・伊藤氏講演
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12月1日(水)くもり
世界中のだれもが平和で安心して暮らせる社会構築に今こそ労働運動を!
−賃上げ、平和憲法、気候変動、働くルール守る闘い強化−
激動の2021年もあと1カ月となりました。気候変動のせいか師走の雰囲気が大きく変わったと感じる年の瀬の12月、師走です。
コロナの新しい変異株による感染再拡大が懸念され、コロナ、コロナの1年でした。
宇宙から見ればウイルスよりも小さな小惑星「リュウグウ」に、地球からの探査衛星「はやぶさ2」が接地して、岩石を回収し地球に送り届けることに成功した快挙は、1年前の2020年12月6日でした。
「はやぶさ2」は、7年前の2014年12月3日に、種子島宇宙センターから打ち上げられ、52億キロを超える宇宙航行を経て、「リュウグウ」よりもさらに小さな「はやぶさ2」が成し遂げた快挙でした。
「はやぶさ2」の目的は、惑星生成当時のままの状態を有する「リュウグウ」の岩石を回収、分析することによって、地球なり立ちを調査するためのプロジェクトでした。
1年前のこのニュースは、人類が到達した、科学技術の驚異的な進歩に感動し、人間の叡智がもたらす恩恵への大きな希望と、夢を私達に与えてくれました。
一方で、新型コロナウイルスによって、世界中で500万人が死亡する事態になっています。もちろん、世界中の科学者、医者など関係者や国民が、必死になってこの人類にもたらしている惨禍の克服に努力をしています。
しかし、国や組織、企業の思惑が絡んでしまえば、「はやぶさ2」が、なし得たような科学技術の恩恵は弱まってしまいます。
ウイルスによる感染拡大、気候変動による大災害、核による人類破滅などの地球規模の危機を克服するためには、いろんな思惑を克服して人類の叡智の結集が求められます。
わたしたち労働組合は、人間の本原的な欲求を満たすために、団結して行動し実現する組織です。
今こそ、人気らしく生きるためにあきらめず、声をあげて行動しましょう。そのことが、地球規模の危機克服にも繋がって解決に貢献することに確信をもって取り組みましょう。
来年2022年が、希望ある年になるために、残り少ない2021年を頑張りましょう。 |
左 (左)科学技術のロマンもたらした「はやぶさ2」 (右)地球誕生のカギとなる原始惑星「リュウグウ」 |
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