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2月8日(火)くもり
すべての労働者の大幅賃上げで雇用と暮らしを守ろう!
−新自由主義で大儲けしたため込み利益は労働者に還元を−
日暮れが遅くなり春の兆しが感じられるようになってきました。如月(きさらぎ)、2月です。
いよいよ、2022年春闘の取り組みが本格化します。
各支部分会では、賃上げなどの要求つくりで職場アンケートや家計簿調査の取り組みを行っています。
ガソリン、灯油、電力、ガス、食料品など物価高騰が進む中で家計は大変な状況となっています。
コロナ禍で家計収入が大幅に減収となっている中での諸物価高騰が家計を直撃し、ますます消費が落ち込んで日本経済は「底が抜けた」といわれる状況です。
パンデミックの影響は全世界共通ですが、日本の経済の落ち込みの惨状は際立っています。
その原因は、「企業が儲かれば国民生活はよくなる」という、「新自由主義経済神話」からの脱却政策の遅れにあることは明らかです。
世界各国は、パンデミックを見越し、消費税の引き下げなど国民生活を支える政策を実施して、感染対策と経済対策を両立させて来ました。
日本政府の政策と根本的違う、この政策の基本にあるのは、「まず、国民生活の基盤安定なくして経済の成長なし」との、新自由主義経済政策の脱却政策にかじを切ったことにあるのではないでしょうか。
医療、教育、福祉などの国民負担を減らし、どんな状況になっても安心して暮らしていける社会保障の充実が不可欠です。
また、日本は、20年近く賃金が上がらない国になって、消費が増えない大きな原因になっています。
今になって政府が、企業に賃上げ要請を行う有様です。
賃上げ抑制の原因である、雇用の調整弁として、いつでも人減らしが可能な、非正規労働者拡大政策の反省なしに、政府が賃上げの掛け声をかけても賃金は上がりません。
わたくしたち、組織された労働者。労働組合が、今こそ団結して声を上げ、企業に大幅賃上げの決断を迫るストライキを構えて行動することなしに賃上げは実現しません。
また、政府や自治体に国民生活を支える、社会保障の充実を求める行動も必要です。
今年は、春闘と同時期に、国の悪政から府民の命と暮らしを守る京都府政に転換する、京都府知事選挙が戦われます。
わたくしたちは、大幅賃上げと京都府知事選挙勝利に向けて全力で頑張ります。
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下 国民春闘ビラ |
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