JMITU京滋地本・ホームページ
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2020年2月度 京滋地本の活動
 
2月17日(月)くもり
整理解雇最高裁判例を死文化させる不当判決!
−五大エンボディ不当解雇撤回裁判判決−

 賃金の切り下げを目的とした、賃金規則の一方的な変更を撤回させる要求で労働組合を結成した五大エンボディ(医療機器製造販売)で、経営危機を理由に、京都工場が閉鎖され組合員全員が解雇された事件の裁判の判決が2月7日(金)京都地裁(藤田昌弘裁判長)で行なわれ、原告の訴えを退ける不当な判決が出されました。
 判決は、最高裁判所の『整理解雇の4要件』判例を死文化させるひどい内容の判決となっており、原告の組合員は大阪高裁に控訴する意思を固めています。
 最高裁判例の『整理解雇の4要件』は、@人員削減・整理解雇を行なわなければならない逼迫した状況があるAそれを避けるために十分な努力をおこなったB解雇対象者に相当な理由があることC解雇される労働者と十分な話し合いをおこなった、という4要件がなければ解雇は出来ない、という判決です。
 今回の不当判決は、「被告会社には資金ショートが避けられない状況が存在していたので、回避努力や協議を尽くすこと、京都工場を閉鎖し全員を解雇することはやむを得なかった。」とする被告会社の主張を全面的に認めたものです。
 資金ショート(不渡り手形発生)が起こると判断した根拠も、切羽詰まった経営者なら土下座してでも行なう銀行に対する行動など何もなく、「金融機関に断られた」とするだけの、整理解雇の必要性認定も不十分となっています。
 回避努力でも、組合結成の要因になった、賃金制度改悪撤回を会社が認めた1回目の団体交渉が開催されるまで人員整理の提案は全く行なわれ
なかったのに、判決では「賃金減額などの施策に組合が反対した」とするなど、労使交渉まで整理解雇回避努力にしてしまうなど事実認定を誤っています。
 また、存続させている駒ケ根工場に配転させなっかった理由として、「京都工場の労働者には駒ケ根工場で行なっている業務に必要とする技術がなかった」としていますが、むしろ駒ケ根工場の業務は部品供給を受けて行なう組み立て作業的なもので、これも事実認定に誤りがあります。
 今回の判決は、労働者が闘いで勝ち取って来た、経営危機を理由に人員削減・整理解雇を安易に行なうことを厳しく制限してきた『整理解雇4要件』を骨抜き・死文化する内容で、財界が執念を持つ解雇自由化に沿ったものとなっており、労働組合として絶対に認める訳にはいかない判決です。
 憲法28条は、経営者には圧倒的な権力があるからこそ、労働者に組合を作り、経営者と対等の立場で交渉し、争議して経営者に譲歩を迫る権利を認めているのです。
 この精神から生まれ、労働者・労働組合が闘いで勝ちとって来た『整理解雇4要件』を死文化する今回の判決を撤回させるため、勝利するまで闘う決意です。
  
2月6日(水)はれ
20春闘スタート・大幅賃上げが日本経済の再生のカギ!
−要求に確信を持って闘い生活・景気悪化を克服しよう−

 今年は、暖冬でもう既に春の気配がただよう卯月、2月です。
 市の予算の1%で実現できる、くらし応援の政策を掲げて奮闘した、京都市長選挙福山和人候補は、16万票(34.6%)を獲得しましたが当選はなりませんでした。当選は、現職の門川氏でした。
 福山氏の「市の予算の1%で実現出来るすぐやるくらし応援の政策」が共感を呼び、党派を超えた幅広い運動が、前回投票率を5%引き上げる原動力になりました。
 福山氏の人柄と政策の広がりに危機感を持った現職陣営は、選挙終盤戦に新聞の大きな紙面を使った選挙を汚すヘイト広告を掲載しました。これに対し、市民や現職を支持する人たちからも厳しい批判が生まれました。国政では自民党・安倍政権を打倒し政権交代のために共闘しながら、自民党が主導する市長選挙で相乗りする野党にも厳しい批判が集まりました。
 私達は、春闘での大幅賃上げの闘いと併せて、福山氏が掲げた、くらし応援し地域経済を元気にする政策実現に全力で取り組む決意です。
 
 2月1日(土)大崎南部労政会館でJMITU第9回臨時大会が開催されました。
 「すべての仲間の賃上げ」を20春闘の統一要求に掲げ、8回定期大会以降の活動報告、2019年秋闘年末闘争の総括、春闘統一スト権の確立について、活発な討論が繰り広げられ、京滋地本からはカシフジ支部の草川委員長が発言、京都市長選選挙の事にも触れ翌日の投票への最後の協力を全国の参加者にお願いしました。
 3月5日の第一次と3月12日の第2次ストライキを「大幅賃上げを求める対経営者のストライキ」とともに「憲法9条改憲阻止」「消費税5%への減税」「全国一律最低賃金制」を
統一ストライキとして位置づけした、全ての統一スト権を確立しました。解雇の自由化につながる「不当解雇の金銭解決阻止」すべての争議の勝利解決めざす決議では、
2月7日(金)に判決を控えている京滋地本五大エンボディ分会の石田尾分会長が紹介されました。 
 
 (左)京滋地本の取組を発言する草川副委員長 (右)争議団紹介で発言する五大エンボディ石田尾分会長