不耕起栽培田の稲刈り交流会2002.8.31

 メダカの学校小田分校では、今年の春から不耕起栽培のお米づくりに挑戦しています。
トンボが舞い、ドジョウが遊ぶ不耕起栽培の田んぼには、黄金色して頭を重く垂れた稲穂が、一足早い秋の訪れを感じさせてくれます。

 今回は、都会の人とメダカの学校小田分校のみんなが、稲刈りを通して交流しようというもので、県内各地や大阪方面の方もおられて総勢50名を越える参加者がありました。

最初に不耕起栽培の勉強をみんなでしました。

(詳しく知りたい方は ここ をクリックしてください)

 説明を受けたあとは、鎌を片手に作業にかかります。3〜5株をまとめて稲の葉の部分を利用して1つに束ねます。
大きな子どもたちは、おじさんたちに教えてもらいながら一生懸命束ねます。それができない子は、刈り取って並べていきます。
どんどん刈り進んで迷路を作る子たちもいました。

       

 刈り取った稲は、ハサに掛けて天日で干します。
後日脱穀、精米した後、地元の学校などにお分けします。
なお、ご希望があれば有料にてお分けすることもできますが、数に限りがありますのでお早めに。(メールにてお申し込みください)

    

 作業の後は、いよいよお待ちかねお昼ご飯の時間です。
事前に刈り取って天日干しした不耕起栽培のコシヒカリを、おにぎりにしてみんなで食べました。
 新米のおにぎりに、一人で4個も食べる子もいました。
当日はプロの調理師さんに、腕をふるっていただき、おにぎりの他には、脂のたっぷりのった秋サンマの塩焼き、近江牛のスジ煮込み、みそ汁もあり、みんなきれいにペロリと平らげていました。
 

最後は刈り取った稲をハサ掛けした前で記念撮影です。「ハイ、ポーズ!」


この事業は競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施しています。


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