親子でなれ寿司づくりに挑戦!2008.7.12

 湖国淡海の食文化を、後世に伝えていこうと、今年もハスを使って「なれ寿司」をつくりました。
今年は北里公民館(北里学区子ども体験活動協議会)と共催で行い、子どもたちだけでなく親子で参加していただきました。

  

まず最初は、塩漬けした魚(ハス)の塩を洗い落とします。そして目玉とエラを丁寧に取り除きます。
少々生臭い作業ですが、子どもたちは千枚通しを片手にどんどん挑戦してくれました。

 
処理した魚を風乾させる間、みんなで魚つかみに行きました。

    

 日野川で捕まえた魚を、すぐに料理してみんなでお昼ご飯に食べました。
不耕起のお米でみんなでつくったおにぎりと、小魚は天ぷらに、大きなハスは塩焼きに。大物の鯉はあらいにして、アラをみそ汁に・・・。
どれも命を無駄にせず、残さずきれいに平らげました。お家では食べない川魚も、この日はみんな喜んで食べてくれました。
日野川の恵みに感謝

 
魚つかみの次は生きものの学習です。この日はボテジャコトラストの武田繁さんをお迎えして、子どもたちに琵琶湖周辺の生きものについてお話していただきました。魚やドジョウをはじめ、亀やザリガニ、珍しい水生昆虫などたくさんお持ちいただき、子どもたちも興味津々でした。       

さて、いよいよ魚の漬け込みが始まりました。あらかじめご飯を炊いて、塩をまぶしておいたものを魚とともに漬け込みます。

   
この日はおよそ25kgのお米を炊きました。ご飯と魚をサンドイッチにしながら、50Lの樽2杯漬けました。

この日漬けたなれ寿司は、お正月を過ぎた頃から食べ頃になります。
来年はぜひみなさんも参加してくださいね。


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