第4回日野川メダカシンポジウム2005.2.5

 身の回りの環境についてみんなで話し合う「日野川メダカシンポジウム」を、市立北里小学校で開催しました。
この日は一年の活動の総まとめをして、みんなで発表しあいました。

  

 最初にメダカの学校小田分校の顧問である、大谷先生に杉の話しを交えて現在の地球環境についてわかりやすく講演して頂きました。

次に近江八幡市立西中学校科学部のみなさんが、日野川流域を中心に調査した野鳥の観察結果と環境との関わりについて発表して頂きました。貴重な水鳥たちが、まだ日野川流域にはたくさん棲息していることを改めて知ることが出来ました。

 続いて事務局から1年間の活動報告をしたあと、不耕起田んぼの学校顧問の中村先生に講演して頂きました。
不耕起栽培の映像を交えての、実にわかりやすいお話しでした。

  

最後はいよいよ5年生の発表です。それぞれ10のグループに分かれて田んぼやお米の歴史、稲の病気、お米料理に至るまで、様々な分野の研究成果を発表してくれました。会場に訪れたみなさんも、その素晴らしい発表に聞き入っていました。年々研究のレベルが向上しているようで、大人の私たちも感心するばかりでした。

 

 最後にみんなで作った不耕起のお米を、玄米のまま炊いて会場のみんなで試食しました。「かめばかむほど味が出てくる不耕起の玄米」を食べて、こども達も「おいしい!」と言ってお代わりする子もいました。


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