第13回日野川メダカシンポジウム(2013.11.9)

 田んぼの学校を振り返り、みんなで体験学習した成果を発表し合う「日野川メダカシンポジウム」も、早や13回を数えます。
今年は不耕起栽培の先生(中村治一先生)が都合悪く参加していただけませんでしたが、子どもたちはいろんな分野を調査して発表してくれました。

   

 まず最初は、メダカの学校顧問の大谷一弘先生に、滋賀県で絶滅が危惧される動植物について、こどもたちにも実にわかりやすくご講演いただきました。
また、メダカも北日本と南日本の大きく2つに分類されることなど、会場の皆さんも感心して聞いておられました。

   

 続いて子どもたちの発表です。各グループ毎にテーマを決めて、実に多岐に渡って発表してくれました。

その後、昨年度から「ぼてじゃこトラスト」さんのご協力により実験を継続しているタナゴの繁殖について、6年生の池田君が代表して発表してくれました。
「来年からもこの実験を君たち5年生が引き継いでください」と、しっかりとバトンを渡して堂々とした発表でした。

   

 さて、シンポジウムの後は、お楽しみのお昼ご飯ですが、今回は琵琶湖の生態系や食文化について、食べながら考えようということで、ブラックバスの料理など、琵琶湖でおなじみの魚たちをいただきました。
 メダカのメンバーで魚つかみ・さばきの達人、三崎さんがみんなにブラックバスを解体する実演を披露してくれました。

 見る見る切り身にされていくブラックバスは、その後おいしいムニエルに姿を変え、子どもたちのお腹を満たしてくれました。
その他のおかずは、ブラックバスのフライ、エビ豆、うろり、鯉のあらい、しじみのみそ汁、もちろん不耕起のおにぎりがメインです。

 今回初めての試みでしたが、みんなに好評だったようで、安心しました。これからもみんなで食べて減らそう外来魚!

次回は鮒寿司でも出そうかな?・・・


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