行くぞ!日野川探検隊2   2002.8.4

 私たちのまち「小田町」に流れる日野川の水は、いったいどんなところから流れてきているんだろう?
上流にはどんな生きものがいるんだろう?

そんなフシギを探しに、今年もメダカの学校小田分校は、日野川探検隊を結成して探検に出かけました。

 今回は、蒲生郡を拠点に活動しておられるグループ「蒲生野考現倶楽部」(がもうのこうげんくらぶ)のみなさんたちとの交流をかねて、日野川の上流である佐久良川でみんなでかいどり(さかなつかみ)をしました。

 

 網と虫かごを持って、総勢およそ200名ものみんなで、いろんな生きものを捕まえました。
前日の雨で川の水かさが増し、あいにく水をせき止めてのかいどりはできませんでしたが、それでもたくさんの貴重な生きものを捕まえることができました。

 

 カワムツ、オイカワ(きれいな婚姻色をだしていました)をはじめとして11種類もの魚が捕まえられました。残念ながらその中にも外来種であるブルーギルの姿もありました。

魚以外では、カメやタイコウチ、ザリガニ、コオニヤンマの幼虫などもいました。

プランクトン調べをするこどもたち

 その後、専門の先生の指導により、捕まえた魚調べ、プランクトン調べ、日野川の上流・中流・下流の水質調べ、と3つの班に分かれて勉強しました。何よりたくさんの魚たちを捕まえることができた子どもたちは、とても満足そうでした。


 午後、小田分校のみんなはそのままバスで水口子どもの森へ行って、環境学習やウォークラリーをして楽しみました。
天候にも恵まれ本当に楽しい一日でした。

生きもの観察記録 結果

2002年8月4日

観察ポイント 佐久良川上流 佐久良川中流(蒲生町) 下流日野川(小田)
川の幅 約10m 約1m
底の様子
流れの速さ 速い 速い 速い
水の濁り 大変きれい きれい きれい
透視度 110cm以上 110cm 90cm
PH 7.2 7.6 8.0
COD
魚のなかま カワムツ、オイカワ、アユ、ホンモロコ、
ギンブナ、シマドジョウ、ナマズ(稚魚)、
カジカ、ドンコ、ヨシノボリ、ブルーギル
エビ、カニや
水生昆虫その他
カメ、タガメ、タイコウチ、アメリカザリガニ
コオニヤンマの幼虫

この事業は競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施しています


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