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国際的なバレリーナを目指す
高木 優花さん (10)
(滋賀県近江八幡市・近江兄弟社小4年)
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弟とペアで踊るのが夢
音楽に合わせ、しなやかに舞う高木さん
ピアノの演奏が流れ始めると、あどけない表情がキリッと引き締まる。一・五三メートル、三十九キロ。背筋がすっと伸びたきゃしゃな体がしなやかに舞い、フィニッシュが決まると、あどけない笑顔が戻る。
母親のひろみさん(46)は、モスクワ国際バレエコンクールにも出場したバレリーナ。滋賀県八日市市内の自宅で開かれるバレエ教室で遊ぶうち、二歳で音楽に合わせ自然と踊り始めるように。三歳の時には、高校生のレッスン中、その振り付けをまねて突然、踊り出し、周囲を驚かせた。
昨年八月、全国から未来のバレリーナが集う第十三回全国バレエコンクール(名古屋市)小学生の部で見事入選。その後は、受賞の喜びと自信から練習にも一層熱が入るようになった。
安定した回転力が持ち味。「細かい手の動きや足さばきに気を配ればもっと良くなる」と周囲の期待は大きい。その一方で、本人は「踊っていると楽しいから」と屈託がない。
一緒に練習している弟の鴻輝君(7)とペアで踊るのが夢。いつか外国にも出かけ、実力を試してみたい、と将来のプリマバレリーナは目を輝かせる。
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