贋作警報
『光』33号、昭和24(1949)年10月29日発行より
御利益のないお守
ニセ物に御注意下さい
近来本教の発展につれ、各地にニセ物が頻々として現れている、下のお守もその一つで未知の入信者に少なからぬ被害を与えている。
このニセ物は本教のお守りと体裁も全くそっくりでやはりていねいに布地の袋に入れてあり、書体も類似しているが、しかしよくみるとさすが霊力が欠けているだけに字に愛がない冷たい感じだ、印判は上に「大光明」下には「天地開明」と押捺してあり、本教のものはそんなしるしと全然違うからこの点特に注意して戴きたい。
また本教では全国各分会または教導所の手を経て入信者には厳粛裡に手交され、ニセ物のごとく街で「一般販売」するようなことは全くないから、この点も併せて御注意下さい。
(写真はそのニセ物)
観音画像の贋物に御注意
『救世』48号、昭和25(1950)年2月4日発行
近頃、自観大先生筆観音画像の贋物持歩くものあり、真偽の鑑定依頼の方もあるので、もし今後譲りたしというものある場合は一度本部へ御持参ありたく、右御注意まで。
※ この号には、写真は掲載されておりません。
上記は、教祖様ご在世当時の出版物に記載された贋作に関するご記述です。
五十年以上も前から、御書の贋作が出ていたことが分かります。
最近でも、ネットオークションなどでよく見かけます。
一目で贋作と判るものから、下の写真のようにちょっと見ただけでは判別のつかないものまで出てきました。
皆様におかれましても、十分に注意されますように。
当サイトでは、このような情報も募集しています。心当たりのあるかたはご一報ください。
平成17年11月に確認された贋作の一例
印刷ではなく墨で書いてあります。
多くの人が見ているオークションをさけて、アンダーグラウンド化しているようです。
古物商などの業者さんへ贋作が出回っているようです。