■設立の経緯
当業界の組織化については、昭和34年に滋賀県管工事工業協同組合が設立され、今日まで業界発展に大きく寄与してきたところでありますが、この間、県内各地区において市及び町の行政事業体を地区とする行政連携型の組合が相次いで設立されておりました。
一方、全国では、すでに22道府県において連合会が設立されており、本県としても業界の窓口を担当する組織の必要性が強く求められていました。
また、昭和50年当時から琵琶湖総合開発事業により下水道の普及が進むとともに、排水設備においては使用材料の目覚しい進歩発展があり、施工面においても相当な技術レベルの向上が要求されておりましたが、上下水道事業が各地域事業体の管理下にあるために、地域的な技術格差が相互に内在しておりました。
こうした現状に鑑み、当時県内地域ごとに組織されている上下水道工事組合を組織化し、全県レベルでの技術の向上と知識の普及に努めるとともに、あわせて行政機関との連携体制を強化することが急務であったことから、滋賀県管工事業協同組合連合会が昭和62年12月23日に滋賀県知事の認可を得て設立されたのであります。

■略歴
昭和62年11月28日 滋賀県管工事業協同組合連合会創立総会
事務所を大津市浜大津三丁目9番27号に置く
初代会長　大澤寅次郎氏が選任される
昭和62年12月23日 滋賀県知事設立認可
昭和63年1月27日 設立登記
昭和63年5月17日 全国管工事業協同組合連合会に加入
昭和63年6月 二代会長　早瀬歳雄氏が選任される
昭和63年6月23日 滋賀県中小企業団体中央会に加入
平成2年5月21日 三代会長　小亀文雄氏が選任される
平成2年6月5日 事務所移転（草津市草津三丁目10番19号）
平成4年7月1日 京都府管工事業協同組合連合会とともに京滋管工事業厚生年金基金を設立
平成6年6月16日 四代会長　依田英美氏が選任される
平成14年6月28日 五代会長　大崎忠男氏が選任される
平成16年6月22日 六代会長　鈴木正信氏が選任される
平成22年6月25日 七代会長　光田博氏が選任される
平成28年6月29日 八代会長　西山東済氏が選任される
平成30年6月29日 九代会長　北中良樹氏が選任される
令和2年6月26日 十代会長　谷口学氏が選任される
現在に至る

■設立の目的
滋賀県管工事業協同組合連合会は、会員の相互扶助の精神に基づき、会員のために必要な共同事業を行い、もって会員の自主的な経済活動を促進し、その経済的地域の向上を図ることを目的としています。

■事業内容
主な事業内容は、次の通りです。
○会員の技術向上を図るための教育・研修事業
○会員の事業に関する経営および技術の改善向上または本会の事業に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供
○会員の社会的、経済的地位の向上のための陳述請願
○会員およびその構成員の福利厚生に関する事業
○前各号に付帯する事業