第3回 出張日記 |
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蘇州屋 店長はいつもこうして仕入れしてます。 蘇州の町は小さいから、全ての仕入れ先をこれで十分回れるんです。 これがホントの自転車操業!??? |
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出張期間:2003年4月4日(金)〜4月17日(木) 計14日間 出張目的: 商品仕入・庭園及び近郊観光地の撮影 行動内容は下記の通りです。 4/4(金)移動(近江舞子−関空−上海浦東−上海の友人宅泊) 4/5(土)移動(上海−蘇州、仕入れ先に挨拶) 4/6(日)藍染めグッズ注文、扇子の検品・仕入 4/7(月)藍染めチャイナドレスを注文。テーブルグッズ仕入 4/8(火)扇子発送。藍染めチャイナドレス検品。 4/9(水)藍染めチャイナドレス発送。藍染めグッズ仕入。 4/10(木)100%シルクパジャマ注文 4/11(金)拙政園の撮影。シルクスカーフ仕入れ先開拓 4/12(土)ネクタイ購入。藍染めグッズ発送 4/13(日)留園・西園の撮影。遊び(映画を見る) 4/14(月)100%シルクパジャマ検品・仕入。盤門撮影 4/15(火)用直の写真撮影 4/16(水)藍染め、うちわ仕入・発送。移動(蘇州−上海友人宅泊) 4/17(木)移動(上海浦東−関空−京都−近江舞子−帰宅) 詳細な行動内容は下記の通り。 ● 4/4(金)移動(近江舞子−関空−上海浦東−上海の友人宅泊) 昨日は準備で夜遅くまで起きていて寝たのは2:00頃。朝7:30頃起床。家族に送られて近江舞子駅へ。 |
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8:27京都行きで関空へ向かう。 関空に11:00位に到着。でもSARSの影響で空港はガラガラ。 今まで出張や旅行で関空はよく利用してるけど、こんなにガラガラなのは初めて...。 |
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こんな感じで人がホントに少なくて、団体専用の受付カウンターや荷物受け取り窓口だってこんな感じ...。中国行っても大丈夫かな?と一抹の不安が脳裏をよぎる。 | |||
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ここまでガラガラだと、もはや覚悟を決めて行くしかない。(-_-) 私の乗る飛行機は13:40発 MU516 上海浦東国際空港行き。 |
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時間になりゲートをくぐり登場ゲートへ向かう。ここもいつもなら免税品を喜々として買っている人々がいるはずだけど、この通り...。 | |||
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時間になり、不安ながらも機上の人となった蘇州屋 店主でした。上海−大阪間は1280kmで約2時間。浦東空港につくと、パスポートチェックのところで団体客らがおもむろにマスクを取り出し装着しだした。配っているツアーコンダクターもいる。中には防毒マスクみたいなを付けている人までいる。私も一応持つには持ってるけど100円ショップの安物。(しかも5枚入り。)もう開き直って、しなかった。 浦東空港は大きくて割とキレイ。でも、全体に暗いのは中国らしい。 |
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この日は、友人宅に泊めてもらう事になっていたので電話をしようとしたけど、電話はやたらに最新機種のタッチパネルで、使っていない時は広告の画像まで流れている。最初使い方が全然わからなかった。関空でも緑のボタン式なのに、中国はタッチパネル式...。一般の中国人ならもっとわからないんじゃないかな?これも国威宣伝の一環かと疑いたくなる。それとも日本が遅れているのかな???でも実際に近寄ってきても使っている人は少なかった。 | |||
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このあと、シャトルバスで上海市内の静安寺という所へ行き、友人のA氏と久しぶりの再開となった。 この日、東方電視台の近くで中華料理を食べ、上海バンドの夜景を見てぶらつき、スターバックスでお茶した。上海の夜景はとてもキレイで、私の留学時代とは大違いだった。昔はとても近寄れないくらい異臭が漂っていたけど、今は異臭もなくなり、キレイに整備されていた。 A氏と地下鉄に乗っているとき、目の前の男性が雑誌を読んでいた。何気なく目をやると、題名は“日本人をあざ笑うにはまだ早い”だった。なるほど中国は日本をこういう風に見ているのかと思って、いささかビックリ!私も日本人の一人として中国の人々と仲良くし、良きライバルとして切磋琢磨して成長できたらいいと思う。私も頑張らねば! 明日はいよいよ蘇州だ! ただ清明節(中国の墓参り)で蘇州に入るのは難しいらしい。どうしよう?! |
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● 4/5(土)移動(上海−蘇州、仕入れ先に挨拶) 蘇州に入る方法はいくつかある。 ひとつは列車。これがいちばん速い。1時間くらい。 もう一つは船。運河を使って蘇州に入れるらしい。でも一晩かかるらしい。悠長な真似は出来ない。X そして、長距離バス。時間はわからない。 とりあえず、朝5:00位に起きて、A氏に別れを告げ、6:00位にタクシーに乗る。タクシー運転手に蘇州に行きたいが、いい方法はないか相談。清明節で混んでいる事は彼も把握していた。そして3つ目の方法を提案してくれて、長距離バスターミナルへ送ってくれ、蘇州行きが空いているかどうかまで聞いてくれた。これでバスに決めた。チケットは30元(435円くらい)。30分ほど待ち、無事にバスに乗り込めた。乗車率は70%位。混んでいる感じはない。早く出発したのは正解だったようだ。途中渋滞はしたものの、無事蘇州に到着。蘇州に着くと何故かホッとする。A氏に無事蘇州に着いたことをTELした。前回藍染めA店で購入した商品で不良品がいくつかあり、とりあえずA店へ行く。再会を大変喜んでくれた。仕事の話になりすかさず不良品の交換要求。約束通り、すんなりOK。ついでに店主に不良品を渡し、どこが不良かをさがさせてテスト。改善・改良要求をみっちりする。そのあとA店の店主の誘いでお昼御飯をご馳走になる。中国では良く“接風洗塵”と言って、遠来の客を宴を設けてもてな習慣がある。今回も前の四文字熟語を言われて満面の笑顔でのお誘いとなった。店主の家族全員と共に円卓を囲み楽しい時間を過ごした。このあと、シルク店や表装店などにも挨拶に行って、大変歓迎された。 そして肝心の宿泊先のホテルだけど、今回は清明節で日本で事前予約が4/7からしか取れなかった。いつも蘇州屋 店主のホテルは1日80元(1100円くらい)の格安部屋。藍染めA店支店に行き挨拶し、ここでも歓迎された。荷物を預かってもらい、自転車を借りて、ホテル探しをする。358元、398元、満室等いろいろだったが、結局198元(約2900円)のホテルに2泊することにした。部屋はツインで、十畳くらいの広さ。バス・トイレ付きで、一人用ソファーが2つと机。大満足!質素倹約がモットーの私だけど、今回は特別に二日だけリッチに過ごすことにした。テェックインを済ませて、扇子店A店の店主へTEL。彼も無事ついたことを歓迎してくれた。行く先々で歓迎されてるけど、これには理由がある。種明かしをすると、前回帰国後に年賀状代わりに複数の家族の写真入りの手紙をしたため、また行くことを事前に連絡し、出張時の親切について丁重に感謝を述べておいた。仕事で外国人と接する機会があっても、電卓で値段交渉ぐらい。良くても筆談か簡単な挨拶だけ。私が仕入れ先の店主と交流し、手紙を書いたことは強烈なインパクトが残ったようで、どこでも再会を喜んでくれた。真心で交流するのは大切だと改めて思った。藍染めA店支店に行き自転車を返してお礼を言った。すると、前の寝具店の店主が英語のスペルがわからないから教えて欲しいけど、亀井さんわかりますかとのこと。知りたい単語はと聞くとクッションカバー。蘇州屋でも売ってるから、気になり見に行くとなんと蘇州屋でも売れ筋のクッションカバー KM−20009だった。(テーブル・応接セットのページをごらん下さい。)外国人に人気があり、よく売れるという。 単語を教えて、いくらで売ってるか聞くと仕入れ値より少し安い。少し交渉するともっと安くなった。藍染め支店にもどるとき、店主が私に耳打ちして、もっと安く仕入れられるところを教えてくれた。ラッキー!早速行ってみよう。おなかが減って、かなり遅めの晩御飯とした。御飯はラーメンと揚州焼きめしで10元〔143円〕を食べ、近くの仕入れ先−チャイナドレス店主に会いに行った。ここでも満面の笑顔で、両手で握手してもらって歓迎された。私の手紙まで持ち出して、引き出しから出してよく見てるとのことだった。この日は旦那さんも来ていて話が盛り上がり、日本と中国の比較について話してくれた。私が上海はスゴイと言うと、彼曰く、それは大都市だけで、中国はまだまだ日本に数十年遅れていて、田舎はインフラがまだまだ整っていなくて、発展できないとのことだった。確かにその点は否めないと思った。 今日は充実した日だった。ホテルに帰りシャワーを浴びてすぐ寝た。今日はイントロダクション。明日から本格的に仕事開始だ! |
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● 4/6(日)藍染めグッズ注文、扇子の検品・仕入 |
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朝7:00に起床。8時にホテルを出て、パオツ2個を水郷を見ながら食べた。そのあと私の大好きな、定慧寺に行き昨日の日記と使ったお金の整理をした。藍染め店B店に行くと、店がない。焦ったが、近くのお店に訪ねると斜め向かいに越したとのこと。今回はS女史しかいなかった。J氏は母親の仕事を手伝いに他の地域に行っているとのこと。二人は結婚する予定だったが、延期になるそうだ。高度経済成長中の中国は仕事優先。当時の日本と同じだ。この店ではタペストリーやテーブルクロスをオーダーした。値段も今回で2回目の仕入なので、再度下げてもらった。扇子店に行く途中、新しい藍染め店を発見。値下げ交渉をすると、最安値となった。しかも刺し子入り。バンザイ! その後扇子店へ行こうとしたが道を間違えてぐるーっと回る羽目になった。でもそのおかげで、蘇州大学の正門を写真撮影することが出来た。蘇州らしい建築の大学だ。日本で言う国立大学で、家族や親類の期待を背負ったエリートがここで学ぶ。 | |||
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扇子店についた。(1時間はロスしたが)この扇子A店はサンプル等送ってくれて良く協力してくれる。〔オーダーにはまだ結びついてないが...。〕ここの店長も私との再会を喜んでくれた。昼になっていたので一緒に昼飯を食べようと言うことになり、ラーメンをおごってもらった。大きくて分厚い豚肉入りのラーメンだった。おいしかった。(これを書いててまた食べたくなった。) 食後、蘇州屋のプレゼント用扇子300本を選択・検品。そのあと一般商品用を検品して、発送準備。合計500本位仕入れた。終わったら9:00だった。これだけ仕入れても、A店側の利益は100元〔1500円〕程度だという。蘇州の物価からすれば一日100元は十分だけど、(蘇州での平均月収は1500〜2000元くらいらしい。)ホントかな? まあいいや。 今日は初日からとばしすぎて疲れた。ホテルに帰る途中で大衆食堂により、焼きめしとラーメンを食べた。ホテルでイラク戦争のニュースを見て寝た。(BSが入っていて、日本のテレビだった。)イラク戦争。早く終結しないかな...。12時頃就寝した。 今日もよく働いた。 |
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● 4/7(月)藍染めチャイナドレスを注文。テーブルグッズ仕入 |
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朝7時起床。8時テェックアウトして蘇州屋店長指定格安ホテルへ移った。今日から1日80元の生活が出来る。ホッとして朝ご飯を食べに出かける。今日はショーロンパオツ8個とスープを食べた。これで4元〔約60円〕。安いし、メチャクチャおいしいんだな、これが。蘇州にお越しの際は是非ショーロンパオツを食べてください。オススメです。このおいしさを分かち合いたいけど、無理だから、せめて写真だけ...。 | |||
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見てみて! ショーロンパオが8つだよ!しかもオイシイ肉汁が満タンなんです! この汁が甘くてうまいんだ。(え?、写真が小さくて、よく見えない? わかりました! 拡大しましょう!) | |||
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いかがですか?写真をクリックすると画面いっぱいの巨大ショ−ロンパオになります。おいしそうでしょ!? あふれんばかりの肉汁がショウガもきいてて、食欲をそそります。ホントにメチャメチャおいしいんです! (私って、性格悪い???) しかも4元−60円です。これでおなかいっぱいになります。蘇州に行って、私が幸せに感じる瞬間です! 尚、残念ながら、蘇州屋では衛生管理上、上記食品は扱っておりません。(予定もありません。)悪しからず! 仕事にもどりましょう!今日はあいにくの雨...。テーブル・応接セットを購入しようとしたけど、店主不在。仕方ないので急遽藍染めチャイナドレスの仕入に切り替える。ドレス屋の女店主と商品注文と価格交渉開始。そして前回は33着の注文だったが、今回の注文は112着で三倍以上であること。その上他店がもっと安いことを長々と力説、御社は品質がいいからと少しリップサービスもして是非とも御社で買いたいとこちらの考えも伝え、その上今回の仕入で2回目であるからもはやお得意さんの部類に入っていること、仕入れる意志がこちらには十分あること、最後の口説き文句は、“支払いは全額キャッシュ”で即払うことをまくし立て、こちらが用意した価格交渉のテーブルに丁重にお招きしてお座り頂いた。 結果は...。 努力の甲斐もあり、一気に10元のプライスダウン。 今回も蘇州屋店主の圧勝だった。(^_^)v ある商品に関しては、先方が卸値を間違え、大幅にまけすぎて、女店主のご主人に指摘されてそれが発覚したが、そのままの価格で通してもらった。この注文だけで午後2時を回った。近くの大衆食堂でチンジャオロース丼(5元 72.5円)を食べて、ココナツミルク(2.5元 37円)を飲んだ。このココナツミルクは牛乳と同じ白色で、こくがあってやさしい甘みがあってとてもおいしい!コレも私のお気に入り。オススメですよ。尚、このジュースは黒のラベルでココナツの写真が描かれている物で、中国ではどこでも売られている。 このあと、お客様からのご要望により水滸伝の剣士が描かれた麻雀パイを探しに行く。お客さんのご要望で、大量に購入したいとのこと。私としてもこの仕事を成功させたかった。あらゆるつてを使い、一生懸命さがした。結果としてあることにはあったが、剣士が全て異なるため、オーダーメイドのみで、価格はお客さんの提示した価格をはるかに超えている。値切っても無理な差額があるので泣く泣くあきらめた。しかしせっかくここまで来たから、近くをいろいろ散策したら、テーブル・応接セットの同じクッションカバーを見つけた。価格も最安値だった。名刺交換し、いろいろ話して、不良品や売れ残った物も交換に応じること等、約束を取り付け、この店で仕入れる事にした。ランチョンマット、リキュールカバー、テーブランナー、クッションカバーなど大量に購入。商品は明日藍染めA店に届けてもらうことになった。 夜、家にTELした。なぜか知らないが、子供のために買った金魚が全滅したとのこと。なんで???久しぶりに息子の声が聞けてヨカッタ! (ヨメサンも...。) 夜は焼きめしとトマトスープ(10元 143円)を食べて寝た。今日もよく働いた。明日もガンバルゾ! |
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● 4/8(火)扇子発送。藍染めチャイナドレス検品。 朝、ワンタン(3元 43.5円)を食べ、今日はまず藍染めA店から4C/T出荷した。 そのあと、藍染めA店隣の蘭州ラーメンを食べた。コレがまたうまいんだ!(なんか、仕事の話より、食い物の話がメインになってないか???)これは現地のお兄ちゃん達が作ってくれる本場(甘粛省蘭州)の味で、量も決められてイケル味だ。 エッ!そんなにうまいなら、写真は無いのかって!? ありますとも!特大写真だから、ヨダレを垂らさないように気を付けてね! |
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ウー、自分が見てて、ヨダレが出てきちゃった! 面は太めで、断面は楕円形。コシがあって歯触りもいい。味付けも辛くなく、どちらかというと甘めかな。野菜もタマネギや瓜など入っていてヘルシ−。横のスープはこしょうが効いててコレもイケル!ただ中に入ってる、中国では日本のシソのようにポピュラーな薬味で、その名も香菜(緑のヤツ)。通の人は大丈夫だけど、だいたいの日本人はコレがとても苦手。独特の香りがある。かくいう私も例外ではなかったが、今やコレがないと物足りなくなるくらい...。私もコレで中国通の仲間入りだね、ハハハ! エッ、もっと見たい!? いいでしょう! お見せしましょう! |
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言い忘れたけど、このお店、お肉もチョイス出来るんだよね。牛肉、豚肉、羊肉などがあったかな?私はもっぱら牛肉。お肉も沢山で栄養満点!コレ食べたらホント、おなかいっぱいなんですよ! ついでに作ってるところもお見せしましょう! こうやって面も自家製で、高校球児みたいなお兄ちゃんが毎日元気に作ってくれます。もちろんオーダーが入ってから作るんだよ。 |
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この面だけど、捏ね終わったと思ったら、おもむろに引き延ばし、1本が2本に、2本が4本に、.........16本が32本。32本が64本....(計算にヨワイ蘇州屋店主はこれ以上ムリ! (*_*) ) あれよあれよという間に出来るんだよね。 ハイ、仕事にもどりましょう! このあと、扇子屋に行く途中、新しい扇子店を発見。藍染めのいい扇子を見つけた。そのうち画面UPします。扇子屋A店で梱包をし、インボイスを入れて発送。 このあと、藍染めB店へ。テーブルクロスとタペストリーを注文した。 夕御飯は御飯と魚香肉絲を食べた。四川料理でとても辛くて大変だった。 あまり辛かったのでケーキを買った。藍染めA店支店でみんなで食べた。このあとP.M.8:30から藍染めチャイナドレス店へ注文した商品がついてるか見に行った。運良く到着してたので120着全量検品した。店主とその旦那、そして私で検品した。店主は開封、私は検品、旦那は袋詰めの分担で検品した。全て検品したら96着だった。こんなのは不良じゃないとかこれくらいは問題ないとか、さんざん言われたが、日本標準の検品レベルで調べる私は品質 命。彼らの話に聞く耳は持たない!(キッパリ!)友情は友情。仕事は仕事だ。検品が終了したらP.M.11:30だった。ホテルに帰ったら玄関の鍵まで閉められていた。しょうがないので窓から家宅侵入した。 \(>_<)/ 今日も疲れた!でも頑張った! この調子で頑張ろう! シャワーを浴びて、すぐにバタンキューだった。 |
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4/9(水)藍染めチャイナドレス発送。藍染めグッズ仕入。 |
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昨日の仕事、遅かったが7:30起床。 昨日有名なパン屋さん 好来麗 で買ったパン(3個で75円)を食べた。藍染めA店支店少しダベッて、藍染めチャイナドレス店へ。昨日の96着の支払いをし、店主の旦那さんにクルマ(広東製BMW)に乗せてもらい、一緒に郵便局へ。梱包したら4C/Tだった。SAL郵便で発送し、1200元(17400円)ほどかかった。10日ほどで家につくから19日着予定だ。(帰国は17日だからちょうどいい!)発送が終わると午後2:00。日本ならゆうパックやEMSなら家まで取りに来てくれるけど中国はこういうサービスは今ひとつ。やはり日本のサービスは素晴らしい。お店にもどると女店主がニコニコしながら昼ご飯にトマトと卵のスープ、とりの煮付け、肉まん等を用意してくれてご馳走になった。いつも思うけど、中国でレストランで食べるより、中国人の家庭で食べるのはもっとオイシイ!中国人の料理の腕はスバラシイ! 食事のあと、お礼を言い、藍染めB店へ。前に仕入れた刺し子入りクロスやタペストリー等を発送。1C/Tで済んだのでこちらは400元(5800円)もいかなかった。 コレが済むと、藍染めA店へ行き、店長が工場からもどってきていたので、今回は当店でも人気の小物中心に仕入れた。終わったら8時過ぎだった。夜はいつもの大衆食堂で焼きうどんを食べた。(45円)藍染めのスカーフ等も仕入れたかったが、軍資金が乏しかったので泣く泣くあきらめた。お金はあと4分の1ぐらい。でもこれはシルクのスカーフやパジャマにとっておかねばならない。 夜、たまりにたまった汚い衣類を洗濯した。洗面器にお湯を入れ、石けんを溶かしてジャブジャブと洗い部屋に干すと、洗濯物のジャングルと化してしまった。(@_@) シャワーを浴びてテレビを見てたら12:30になってしまった。あ〜あ、明日も睡眠不足だ〜。 |
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● 4/10(木)100%シルクパジャマ注文 朝7:30起床。シルク店へ行く。するとドイツに住んでいる中国人−婁さん(私と同じ1968年生まれ。)という人が来ていた。仕事で来ているようなので、彼の仕事が終わるのを待つことにした。話はずーっと世間話で、日本の経済状況、日本人の中国人観、シルクの日本における利用状況等について話した。中でも印象に残ったのは、中国人のどこがキライと聞かれ、約束を守らないこと。中国人は良く“没問題(問題ないよ!、まかしとけ!の意味)”と言うがコレがやっかいで、必ず問題が生じる。コレに反応して、婁さんも(彼自身大学まで中国で育った生粋の)中国人だが、欧米人やドイツ人も、中国人に“没問題(発音はメイウェンティー)”と満面の笑顔で言われるのがいちばん恐ろしいと言った。彼曰く、没問題は96%程の高確率で必ず問題が生じる。彼らの言う没問題は裏付けが何もない。ただ単に天気を占うかごとく、明日は晴れると言ってるのと同じ感覚とのこと。私も横で中国人である彼の力説を聞いていて苦笑いをするしかなかった。(私も例外にもれず、コレに泣かされている一人だから...。) 結局、仕事については話がなく、お昼なので近くの小ぎれいなレストランで昼食となった。店主、奥さん、婁さん、私でテーブルを囲んだ。昼食後、仕事をしようと私が切り出し、婁さんからどうぞというと、ドイツとは時差があり、それまでここでおしゃべりしていただけだとのこと。そしてもう行くからどうぞとのことだった。今までの時間はいったい何だったのだ!? ちょっと肩透かしを食らったようだが、気を取り直して、仕事、仕事。この店での私のミッションはシルクのスカーフとパジャマ。言うまでもなく100%のやつだ。今回パジャマの仕入は初めてなので、オーソドックスな単色にすることにした。男性用はシルバー、女性用はピンクにした。工場は金賞を受賞した品質のしっかりした工場だ。あちらこちら検品したが作りもしっかりしていて、端の部分は折り返してあり、糸解れが起こらないようにしてあり、ミシンの目幅も均一で、目も細かかった。各サイズを注文した。スカーフはいろいろあるので、とりあえず5種類ほど選び全て検品し、良品のみを仕入れた。 それが済むと、扇子店に向かったが途中で扇子C店を見つけた。そこで藍染め扇子、虎や山水画の扇子を見つけた。他店にはない商品で、特に虎は大変精密に描かれていて仕入れることに。ただ人気があるらしく在庫は少なかった。藍染めの扇子は日本へ輸出用で、日本人好みだった。コレも仕入れた。もちろん値切りも忘れなかった。帰りは人民路を通って帰ることにした。人民路はだいたいどこの町でもメインストリートになっていて蘇州もそうだ。現在は全面改修工事中で、バス亭も古都蘇州らしく屋根瓦になっていた。 |
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途中で蘇州で評判の肉まんのお店により、自転車を借りてお世話になってる、藍染めA店支店に行き、皆で食べた。 夜、家にTELすると、息子の順希(よしき)が出て、“なにしてんの?でんしゃのった?はやくかえってきてね!”と言われた。4/17にしか帰れないが、すぐに帰るからね。と答えた。今日は疲れた。10:00に寝た。 |
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4/11(金)拙政園の撮影。シルクスカーフ仕入れ先開拓 朝6:00、宿泊している中国人が出かけるらしく、大きな話し声や物音で起きる。彼らが行ってしまって静かになって、また寝た。起きたら7:30だった。8:30に藍染めA店支店に行き、昨日残ったパオツとバラ豆腐(バラで漬けた塩味の豆腐)とシエンヤータン(カモの塩漬け卵)とおかゆをご馳走になった。 今日は庭園の写真撮影に行った。最初に太平天国の記念館に行き、そのあと、拙政園に行った。 |
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蘇州写真館 拙政園のページへジャンプ | |||
入場料は45元と高かったが、中には花があちこちに植えられており、大変美しく、写真も沢山撮った。アイスキャンディー食べながら腰掛けて庭に見とれた。自然の中にいるというのはいいものだ。もっと撮影したかったが、ここで電池切れとなりあえなく退却...。(T_T) 好利来のパン屋さんで3元のパン(45円)とパイナップルジュースを買って、部屋で充電した。しかし90分もかかるため、30分だけ充電した。 このあと、撮影を諦め、シルクのスカーフなどのプライスダウンをするため、仲良くしているシルク屋さんに行き、ここの主人から仕入れ先を教えてもらった。場所や仕入れ先の主人の名前、TEL、携帯No.社名まで全て入手できた。(^_^)v これで更なるプライスダウンが可能となるだろう。 夜は、韓国料理にした。韓国料理店でビビンバとスプライトを注文した。ちょっと高いけど出張するといつもここで一回は食べる。それでも23元(345円)だ。 夕御飯のあと、映画でも見に行こうと思ったが、急に寒気がして止めた。 ベッドの中でうつらうつらしてたら、雷を伴った土砂降りとなっていた。行かなくて良かった。 |
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4/12(土)ネクタイ購入。財布がない!!! 藍染めグッズ発送 |
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朝、7:00に起床。体力回復。寒気もない。朝食にショーロンパオツを食べ、ネクタイを仕入れることにした。いくつかあるネクタイ屋さんがあったが、一軒に絞り、店主と話をした。彼は年に50万元(750万円)を稼ぎ、家は400uもあるという。中学から働き、今に至ったという。ネクタイは利益幅がいいからこれにしたとのこと。店員さんは彼の彼女で、結婚しないのかと聞くと中国の法定年齢に達してないからダメらしい。ここでは、中国でブランドもののネクタイ−JATALA(中国ではゴールデンウルフと呼ばれ、イタリアと合弁してるらしい。)とりあえずここでは試しに8本のみ購入。自分で使ってみることにした。良ければ次回仕入れることにしよう。(でも日本には既に安い中国製があふれているから、むつかしいかな...。)さて、支払いをしようとすると、首から吊り下げた財布がない!!! 財布にはまだ数千元入っている。アッ、寝るときに枕の下に入れたのを持ってきてなかった!慌てて自転車を飛ばして、ホテルに戻る。ホテルに着き、階段を駆け上がり、戸を開けると、部屋は服務員によってきれいにベッドメイキングされていた。青くなったが、枕のをどけると、財布があった!!!! ヨカッタ! ヘナヘナとベッドに倒れ込んだ。本当にあって良かった。 服務員さんに感謝した。少し休んで、またネクタイ店に行き、支払いを済ませた。 このあと、100%シルクパジャマを仕入れるべく、シルク屋に行った。注文しておいた数量が揃っており、店主とその奥さんと一緒に検品し購入した。金賞を取った工場だけのことはあり、不良はなく、少し汚れているものがあったくらいだった。 |
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シルクパジャマのページへジャンプする |
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商品は藍染めA店にに預けて、また改めて発送することにした。 今日はこれで6:00になり、仕事はここまでとした。 藍染めA店支店に行き、自転車を借りてるのでお礼の意味でイチゴとバナナを差し入れた。いろいろ話していたら歌の話になり、中国の歌を歌わされた.恥ずかしかった。 |
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4/13(日)留園・西園の撮影。遊び(映画を見る) | |||
今日は日曜日。気分転換も兼ねて写真撮影をすることにした。 朝、7:30に起きて9:00頃出発。留園に行く途中でハンドルが上下するようになり運転しにくくなった。そこはチャリンコ大国−中国。街角にある自転車修理店でなおしてもらうことにした。ボルトがさび付きうまくはずれないため、ノコギリでカットしていたが、反対にノコギリの刃の方が折れてしまった。新しい刃で再度チャレンジ。見事に切れた。20分ほどかかって、やっとの事でボルトを取り替え、完成。料金は2元(30円)さすが中国、安い!ここら辺にも扇子店を発見。しかし品質・価格共に私の取引先に及ばないレベルだった。留園は留学時代以来だったのでほとんど忘れていて、とても新鮮に感じた。撮影を終えて西園に行った。このお寺、蘇州では有名なお寺らしい。放生池と言う池ありそこは静かで良かった。この撮影も終え、映画を見ることにした。題名はキャッチミーイフユーキャン。トムハンクスとデカプリオの出ている映画だ。中国語の訳は“私はあなたがだれか知っている”という訳が付いていた。入場料は10元(150円)中国で映画もメチャクチャ安い。 このあと、扇子屋B店に行き、扇子のオーダー状況を確認。このあと蘇州の繁華街−観前街へ行き、市場調査をした。シルクのパジャマを見たが私の探し当てた物の方がいい品質だった。途中雨が降り出して、今日の仕事はここでやめることにした。夕食は家常豆腐(豆腐のみそ炒め)、トマトと卵のスープ、ライスで11元(160円)だった。 |
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4/14(月)100%シルクパジャマ検品・仕入。盤門撮影 | |||
朝7:00に起床。 今日はシルクのパジャマを買う日で9:00の約束なので“日本人の亀井さんは約束を守る人間だ”とのイメージを持ってもらえるように8:30に現地に到着。門のシャッターまでおろしてあった。外で油条(ヨウティヤオ。小麦粉をごま油であげた棒状のパン。香ばしくてうまい! !(^^)! それと私の大好物−ココナッツミルクを飲んで待っていると、8:50のにシャッターが開いた。私が注文したシルクパジャマを揃えていてくれたので、全て検品し支払いを済ませ、日本に発送した。また花柄のパジャマも勧められ、買うことにした。お金が足りなくなり急遽中国銀行へ走り、換金し仕入れた。 昼は藍染めA店隣で先日と同じように、牛肉炒面(6元)を食べておなかいっぱいになった。少し休憩して、前回雨にたたられて撮影できなかった盤門へリベンジに行った。藍染めA店から距離があるため、ついてからボーとして休憩した。出張も後半戦になると疲れる。(もうすぐ35歳...。少し運動すると休息が必要になってきた。トシかな...?)盤門は大変美しいところ。管理が行き届き、日本の観光地と遜色ない。敷地も広く散策するには最適だ。シェラトンがこの盤門の庭を借景しているのもうなずける。さすがシェラトンだ。帰りここで地図の売り子さんから蘇州地図を10冊買った。もちろん値切りも忘れなかった。いつもの好来麗のパン屋で明日のパンを買いホテルに戻った。 |
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4/15(火)用直の写真撮影 |
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朝7:00に起床。 今日は前から行きたかったもうひとつの水郷−用直に行くため、8:00に出発。 まず、明日上海に行くための列車のチケットを購入。17:56の特快。 そのあと、我が家のやんちゃ坊主−YOSHIKIがドラえもんの目覚まし時計を探しに行った。日本だと1980円もする。たまたまキーホルダータイプのを見つけ、200円くらいで購入できた。このあと、用直行きのチケットを買いに行った。蘇州駅近くのバスターミナル蘇州北駅でチケットを買った。一時間以上時間があるので、シルク屋に花柄パジャマを購入にいった。チケットは10:50分。急いで行って検品しパジャマを購入。今回の出張ではこれが最後の仕入になる。お世話になった店長と握手を交わし別れた。すぐにターミナルに引き返した。しかし、用直行きのバスが10分前になっても着いてない。だんだん不安になって来る。2分前になってようやく到着し、ホッとして乗り込んだ。バスは途中に客を拾いながら、走り続ける。一時間たってものどかな田園風景...。どこを見回しても水郷に近寄るような雰囲気すらない。またまた心配になってきた。途中多くの外国企業の工場を通り過ぎた。蘇州は海外からの進出企業が多い地域とは聞いていたが、こういった場所に進出しているのか。まわりは田んぼばかり。その中に道路沿いに外国企業の事務所や工場が軒を連ねる。時折玄関口で欧米人もいるのが見える。私も改めてガンバロウという気持ちになれた。 用直駅に着いた。 着いたことは着いた...。 でも、まわりには道路と売店しかない。用直の観光を紹介する看板も何もない。 さてと、どうしたものか??? とりあえず、近くには来てるのだろう。 ターミナル周辺には輪タクがたむろしている。 まずは腹ごしらえと、油条(30cm位の棒状の揚げパン)を買ってほおばりながら考える。 そこで、胡散臭い輪タクの客引きにとりあわないように、タクシーをつかまえようと道路に出てみた。しかし、いかんせんタクシーが走っていない。田舎だからタクシーの需要がないのか?それで輪タクがたむろしてるのか。こういう場合、仕方ない。輪タクに乗ることを決めた。(留学中に輪タクでかなり痛い目に遭遇したのでハッキリ言って使いたくない。でも今回は仕方ない。(T_T) まずは価格交渉。 目的地は水郷。 なんと説明するのか? とりあえず、“景色のきれいなところ。写真が撮りたい。きれいな水郷知らないか???”と聞くと“グージェンだろ!?”とのお言葉。 “グージェン???” 私の弱いおつむの中の中日辞典が超高速で検索を始めた。 グーの発音は古・骨・谷...、ジェンは鎮...。古鎮!?! 要は古い町と言うことだ。 何かいい所なのかな? まーいいや、期待していた場所と違えば引き返して帰るだけさ。 価格交渉は3元(45円)で決着。 輪タクの後ろの幌に乗り込み、流れゆく雑多な景色を油条をほおばりながら眺めていた。 風が気持ちいい。まんざら悪くない気分だ。 もっとも、スプリングのが効いてない輪タク。路面のでこぼこをこれ以上正確にはお伝えできません、とでも語るかのように臀部に振動が響くのはいただけない。でもあまりの正確さに笑ってしまう。 10分ほど走り、鳥居があって小ぎれいな“観光地です”という感じの場所に着いた。 そして、お金を渡す段になり、どんな詭弁を弄してボッタくってくるのかと構えると、(大抵はここで一悶着あるのが当たり前。) ところが何も無い。何も要求してこない! ??? 何となく拍子抜け。 こういう場合、なぜか大変ありがたく感じてしまい、感謝感激の感さえある。中国を旅すると普通のサービスがこの上もなくありがたいのだ。(中国を一人旅した人しか、この感覚はわかってもらえないだろうな−。) お金を渡し、両手で握手までして感謝を表して、その上笑顔で彼が見えなく見送っていた。 やっぱり、江蘇省は天国なのだ。良かった良かった! (^_^)v さて、写真撮影をしようとまわりを見回した。右手にチケット売り場がある。でも周りの人は関係なくドンドン中に入っていく。私は一体どうしたらいいの? 訳がわからないけど、一応チケット売り場に行き、説明を読むと、5つの見所に入れるチケットらしい。チケットは45元と46元があり、46元の方は絵はがき付き。中国にいるから中国の法律に従いましょうと、“一枚”と言うと、自動的に46元が選択された。まあいいかと思い購入し入場した。 一歩足を踏み入れると、そこにはカメラで撮りたくなる風景が目の前に開けた。水はけっしてきれいとは言えないが、悪臭は無いようだった。川で洗濯している人もいた。5つの見所を全てまわり、写真を沢山撮った。国際旅行年とかで、あちこち道路を掘り起こし、工事中だ。足場はすこぶる悪い。6/20までにはキレイになるらしい。 帰りも輪タクに乗ってバスターミナルへ。 キップを買おうと売り場を見ると、人がいない。 呼べど、叫べど反応はない。仕方なく既に着いているバスの運転手に尋ねると蘇州に行くとのこと。 やれやれ、毎度の事ながら、サービス大国、日本の、便利な環境に慣れきっている身には中国の旅はちょっとツライ。 バスに乗り込んだのは15:50。蘇州につくと17:00頃だった。 頭痛がしてきて、今日は仕事をこれで終わりにした。 夜はトマトスープと紅焼茄子、御飯を食べた。 帰り、刺繍店によって店長と価格について話し、値下げ成功。 世間話をして日本人の話題になった。 時々、中国人から、日本人は中国人をどのように見ているのか?と聞かれるので、今度は私が中国人が日本人をどのように見ているのかを聞いてみた。すると即座に礼儀正しい、との答え。ちょうどこの話をしていたときも日本人のビジネスマンが刺繍絵画を見ていたが、この日本人も絵を見たあと、店を出るときには“謝謝!謝謝!”と礼を言って出て行った。他の国の人はあまり言わないらしい。 また、別の例として、店長は以前ホテルに勤めていたそうで、部屋の使い方にもお国柄が出るらしい。日本人はとてもキレイにホテルを使い、チェックアウトして見に行くと使ってないようにキレイなのだという。 欧米人はスーツケースを開け、所狭しと物をあちこちにおいていくとのこと。 中国人も欧米人ほどではないがそれに似ているとのこと。 私も明日、チェックアウトだ。私も日本人の端くれ。明日はキレイにしてチェックアウトしようっと! |
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4/16(水)藍染め、うちわ仕入・発送。移動(蘇州−上海友人宅泊) |
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朝7:00起床。 今日が蘇州最後の日となった。部屋をキレイに、ピカピカにして、8:00に出発。まずアイゾメA店へ行き前から依頼していた不良品を良品と交換した。アイゾメは全て手作りの為、ひとつひとつの加工で一つでも加工のためのしばりヒモがはずれたり、とれたりすれば、そこの模様が全て藍色になり不良品となってしまう。完全と呼べる物は加工の複雑さにもよるが、複雑なものは30%位、簡単な物でも10%位の不良発生率となる。もちろんこれは日本人の観点で私が品質チェックした数字で、中国人は多少の染めの不具合は気にしていないようだ。ちなみにアイゾメA店の店主はこのようにぼやいていた。“亀井さんはいつも一枚一枚あら探しするから、価格を上げないと採算合わないナー...。”とのこと。このセリフどこかできいたことあるなーと記憶の糸をたぐり寄せると、確かシルク屋でも同じセリフだった。これで二件目だ。まあ、元工場担当の私にとっては賞賛(?)か言葉の勲章みたいなものだ。ハハハ。 店長に“これは私の要求ではなくて、日本人のお客様の要求だ。日本人のお客様の目は厳しいんだよ!”というと、彼曰く、“いいや、今まで日本人に一度で数万枚んも売ったことが何度もあるが、返品など一度もなかった。亀井さんの検品は厳しすぎるよ!!!”と言われた。私は仕方なく、頭をかいて、まあまあと彼をなだめて、価格は据え置きにしてもらった。(^_^)v 郵便局から他の商品と一緒に発送して、蘭州ラーメンを食べた。うまい。今度はいつ食べられるかなー。 このあと、扇子屋でうちわを70枚仕入れ、シルクパジャマと一緒に発送。これが最後の商品発送となった。アイゾメA店支店により帰国の挨拶をした。話しをしていて今度は9月に来たいと伝えると、そのときはこの店はなくなってるという。地価の高騰でテナント料が二倍になるかららしい。ここで働く蒋さんも田舎に帰るそうだが、わたしが次回来るときまで、仕入を手伝ってくれることになった。彼女はしっかりしていて切れ者なので助かる。挨拶を終えると、私はタクシーに乗り蘇州駅へ向かった。特快の硬座で上海へ一時間ほどで到着。地下鉄で静安寺へ。そこからタクシーでA氏のマンションへ行き泊めてもらった。 この日の夜はA氏の提案で日本料理の食べ放題へ行く事になった。98元(1400円くらい)で食べ放題だ。ちょっと高いけど、毎日油条(15円)、ショーロンパオ(45円)、焼きめし(150円)等の粗食で頑張った。(ちなみにある時アイゾメA店の店長に、亀井さんは毎日何食べてるの?と聞かれて、上記のように答えた。そして私が蘇州の人と同じくらい?と尋ねると、〔亀井さんの食事は〕それよりも安いよ!ハハハ!!!と笑われた。)だから、仕入も無事に終わったし、よく頑張ったご褒美だ。 ちなみに、私が食べたのは、にぎり寿司、太巻き、鯛のかぶと焼き、タコの酢の物、揚げだし豆腐、イカのげそ焼き、たらこ、焼き鳥、串焼き盛り合わせ、ぎんなん等々。私はお酒を飲まない人なのでスプライトをたらふく飲んだ。(5−6杯かな?? 飲み過ぎ???)ここは日本人村と言うところで、上海で日本食が恋しくなった方にはオススメだ。 |
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お腹もいっぱいになって、楽しい時間を過ごした。 さて、明日はいよいよ帰国だ! |
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4/17(木)移動(上海浦東−関空−京都−近江舞子−帰宅) |
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朝5:30に起床。 6:00にアパートを出てタクシーでシャトルバス乗り場へ。 バスの中でいつものように、いつものごとく爆睡。 浦東空港に7:20分頃到着。SARSのせいで並んでいる人も少なく、荷物のウエイトチェックもデジタルカウンターもゼロのままだった。20kgオーバーだから助かった。(^O^) このあと、免税店で市場調査を実施。市場価格の3倍で売られている。売れ筋チェックには為になる。 このあと、昨日買った3元のパンとココナツミルクを食べながら飛行機を待つ。一時間遅れぐらいで飛行機がやっと着いて、機上の人となった。飛行機の中で軽食を食べた後、ウトウトしてたら関空に着く着陸態勢だった。 お金はほとんど底をつき、はるかには乗れないので、電車を乗り継ぎ近江舞子駅に着いた。駅から1.3KMは20kgオーバーの荷物を持って歩き、我が家に着いた。 やはり我が家がどんなホテルよりも快適だ! 今回も無事に帰れた。良かった良かった! |
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