馬見岡綿向神社 年末年始の行事予定
例年通り、次の予定で斎行致します。
お誘い合わせの上、お参りください。
日々の生活の中で知らず知らずに犯した罪やケガレを祓い清める神事です。 6月末日と12月末日に行われ、6月は「夏越しの大祓」、12月は「年越しの大祓」ともいわれます。特に12月の大祓では新しい年を清らかな状態で迎えるため、厳重な祓いを行います。 図らずも罪やケガレが身に積もることによって、人は生命力を損ない、邪神のつけ入る隙を与え、ひいては病気や怪我や諸々の災い事が降りかかる元となります。人形(ひとがた)に罪・ケガレを移し、千年以上も前から伝わる「大祓詞」を奏上し、大麻(おおぬさ)という祓いの道具で世の中を祓い清めます。 |
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元旦の早朝、新しい年・月・日にあたり、その年一年間の国家隆昌と五穀豊穣を祈ります。 午前5時、宮司が提灯を手に御本殿前へ進み、三座の御扉を開きます。静寂の中、ギーギッーと響き渡る神々しい音はあたかも神様のお出ましを想わせ、神代の昔を彷彿とさせます。祝詞を奏上し今年一年の無事安全と弥栄えを祈ります。 祭儀の後、御本殿前にて伊勢大神楽の奉納舞い初めが行われます。篝火に照らされた獅子頭が鋭く光り、辺りを清めます。この後、伊勢大神楽の社中は日野の町中を門付けのお祓いに回られます。 |
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天津日嗣(あまつひつぎ)〔皇位の継承〕の大本を、年の初めに祝い寿ぐお祭りです。 |
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七草粥を御神前にお供えします。 |
正月のお飾りや古い神札・お守りなどを焚き上げる神事です。 境内の真ん中に御幣を結びつけた高い竹を立て、その周りにお焚き上げする品々を納め、御本殿より下げた神火を点火します。このどんどの火にあたると一年中風邪をひかないとも言われています。また、家々に竈(かまど)があった時代は、どんどの火を割り竹の先に付けて持ち帰り、翌朝15日の小豆粥の種火に用いていました。 やがて真ん中に立てられた竹が倒れると、付けられた御幣を皆で奪い合い、これを授かった人は一年間福に預かれると、御幣を持ち帰り神棚に納めます。 この火で温めた御神酒や焼いたお餅が振る舞われます。 |
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小豆粥を御神前にお供えします。 |
新春を迎えてすぐに行う予祝の祭事です。 雄松と雌松の枝を早苗に見立てて50本ずつお供えし、拝殿を水田に見立てて植えていきます。 先ず雄松を、その年の恵方から右周りに、拝殿の外の縁に植えるような所作をしながら半分の所まで立てていきます。次に雌松を恵方から左周りに立てて行き、半分のところで雄松と合わします。 宮司一人が黙々と奉仕して守り伝えています。 |
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