マキノ町には、たくさんの名所・旧跡が
ありますが、そのうちの主なものについて、
簡単にご紹介しましょう。

海津大崎の桜並木
海津大崎の桜並木は、昭和11年6月に大崎トンネルが完成したのを記念して、海津村(現マキノ町)が植樹したもので、延長約4kmにわたって600本の桜が咲き誇るその見事な様は「日本のさくら名所百選」として、奥琵琶湖に春の訪れを告げる代表的な風物詩となっています。
大崎寺
大崎観音として親しまれている大崎寺は、奈良時代に泰澄大師が開いた寺で、もとは39の僧坊を持つ大寺院でした。お寺は織田信長の海津焼き討ちによって焼失しましたが、その後安土城が落城したときの焼け残った材料を使って建てなおしたといわれています。そのとき血痕の残る天井板が使われたので、阿弥陀堂の天井は「安土の血天井」といわれています。

正行院
江戸時代末期の元治元年、加賀藩士松平大弐が藩主前田慶寧の罪をかぶって正行院で自刃した。その灰塚と顕彰碑(大正6年建立)が境内にあります。
義経の隠れ岩
海津大崎の少し手前の湖岸に、人がかがんで隠れることができるぐらいの穴のあいた岩があります。源義経は、兄の頼朝に追われる身となり奥州平泉に逃れていったのですが、義経一行がこの土地を通りかかったのは、今から約八百年前のことでした。義経たちがこの岩に隠れたかどうかは分かりませんが、海津付近に上陸し、一時身を隠して北国へ逃れていったことは、謡曲「安宅」の一節にも謡われているように事実のようです。