P12 第6回自然学習塾 2003.8.30
春に不耕起の田んぼへ放流したニゴロブナが、たくさんのこどもを生みました。
今回は、いつもの自然学習塾に加えて、その田んぼへも魚つかみに出かけました。
小田町内の川には、いつものようにいろんな魚がみつかりましたが、魚の方もすばしっこくて動きの早い魚はなかなかつかめません。
それでもメダカを初めタナゴ、ギンブナ、ドジョウ、ハイジャコ、ゴリ、カマツカ、オタマジャクシなどがゲットできました。
カマツカ
そして、いよいよ不耕起の田んぼへやってきました。たくさんのサギたちが一斉に飛び立ちました。
ニゴロブナの稚魚たちも、多くは鳥たちに食べられてしまっているかもしれません。
田んぼでは、体長約8cmほどに育った稚魚がいくつもみつかりました。
そして、とても多かったのは大きなオタマジャクシです。さすがに田んぼの王様です。
ほかにもガムシやミズカマキリなどの水生昆虫もたくさんいました。
この後は、田んぼの水を放流して稚魚たちをびわこへ続く排水路へ逃がしてあげます。
ここまで大きくなれば、もうバスやブルーギルに食べられることもないでしょう。
メダカ池に帰って、いつものように捕まえた魚などを調べ、水質検査をしました。
本日の水質は、CODが6 PHが7.2 透視度はなんと100Cm以上と、大変きれいであることがわかりました
この事業は競艇の交付金による日本財団の助成を受けて実施しています