治療内容

モットー


何よりも私たちは、その方の状態とニーズに応じた適切な治療をす

ことを最も大事にします

精神療法の目的

自分の人生を振り返って今後の生き方を考えているが、混乱して整理が

つかない 

こういう場合に、整理のお手伝いをするのが精神療法の目標です

方向を指し示すことが目的ではありません 自己発見のお手伝いをする

ことが本来の役割と考えています

最近はカウンセリングという言葉が流行っていますが、占いのように方

向を指し示してくれるものとか、人間が変われる魔法の力を持ったもの

という勘違いがあるようです 

変身のような大仰な力を持つものではなくて、むしろその人らしさを大

事にするものです

自分らしい生き方をすることが難しい現代社会の中で、葛藤やストレス

による様々な心や体の不調に苦しむ方に微力ながら関わって行きたいと

考えています 

ただ時間に制限があるのでご了解ください

※最近薬ではなくカウンセリングの治療を受けたいという希望が増えて
 います そういう方はカウンセリング専門の機関をお勧めします


カタルシス

そんなに堅苦しく考えなくても、人には喋りにくいことを喋ると楽にな

ることも大事です 他人だから、秘密が守られるから安心して喋れるこ

とがあります

これも煙突掃除療法とかカタルシスと名付けられた精神療法の一要素で



時間的制限がありますが医師や看護師の業務になります






簡易精神療法

休養、簡易精神療法、薬物療法が治療の基本になる病はうつ病に限りま

せん

先読みしすぎる、休むことを知らない、まじめすぎて融通が利かない、

抱え込みすぎる、自己犠牲的に過ぎる、不安が強い、表面と違って内面

は悲観的に過ぎる、自己評価が低いので他者評価を気にしすぎる 

こういう傾向が症状のみではなくて、ふだんの生き方にあって

疲労が溜まる、環境変化に対応できない、葛藤が処理できない、もめご

とに弱い等の様々な壁に当たります

簡易精神療法とは、病の診立てに基づいて、一人一人の特徴、治療の段

階を見ながら適切な支えをすることです 

更には病んだことをきっかけに、今までの無理な生き方を見直して、で

きるだけ自然な生き方を身につけるようお手伝いすることが目標です

病んだおかげでより大きな病にかからずに済んだ、これからの人生が苦

痛ばかりではなくなって、ゆとりのある人生になったという方は少なく

ありません

※また時々は課題を直面化して本人に考えてもらいます 
 
 ある程度経ったら自分で病を理解して良くなる工夫をすることが必要
 
 になります 医師が治してくれるという考えは治療を停滞させます

 自分の考えや工夫を主治医に話して治療を見直していくことが治療を

 進展させます


薬物療法

薬は適切に使えば効果を発します 精神療法だけでよい方と向精神薬な

どの薬物療法が必要な方が居ます 

できるだけ少ない量、副作用の少ない物を処方します

睡眠薬を飲み続けると早くぼけるという迷信がありますが、そんなこと

はありません むしろ不眠によるストレスが脳細胞を破壊すると言われ

ています

また癖になって段々利かなくなると心配しますが、そんなことはありま

せん

最近の薬は癖にならない物が多いですし、根にある病が良くなれば不眠

も改善することが多いのです
 


※ 他に森田療法、フランクルの実存分析、行動療法・認知療法的治療

の視点を入れます 


また
自律訓練法をCDで習得してもらいます 希望者は申し出てくださ



適応ならCDを提供します コツを教えて診察の度にフォローするという

方法です

自律神経は頭のてっぺんから足のつま先まで全身にはりめぐらされている

精神と身体の間にある神経です 自分の思い通りにならないところ、例え

ば心臓や胃腸を支配します

パニック、社会不安障害の赤面や発汗、過敏性大腸症候群等の心身症の症

状に効果があると言われています 

但し根気よく続けなければ効果は上がりません 少なくとも3カ月以上し

てから若干馴染んだかな という感じです 良くなった方は1年間毎日励

みました

最近はそういうかたが殆ど居ないので、私の方から勧めてCDを渡すこと

は無くなりました


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