風力発電機のニューパワー トップページにもどる
2012.3.5.更新
風力発電機によるアマチュア無線
移動運用トピックス 東日本大震災の被災地の支援活動に利用 東京都に事務局ある無線ボランティアチームは東日本大震災の被災地にアマチュア無線の特徴を生かして支援 活動をされている。事務局のJM1WJI高田寛さんから軽量風力発電機の提供依頼があり4月20に同事務局に 発送。都内で予行演習をされ、今月連休に現地に行かれ支援活動をされた。 日時:2011年5月3日 電源:軽量風力発電機 (風力と太陽電池併用) 場所:岩手県大船渡市の今出山(標高756m)山頂
|
移動運用トピックス 野洲市内で移動運用 日時:2010年10月29日,11月3日 電源:軽量携帯型マイクロ水力発電機 (水力のみで供給) 場所:滋賀県野洲市内 農業用水路にある小さな落差工の使用許可を得て移動運用。 この水路は稲作が終了した冬季もきれいな水が流され小魚も見られる。
|
|||||||
移動運用トピックス ハムフェア会場で講演 日時:2010年8月22日 12:00〜12:50 場所:東京ビッグサイト・ハムフェア2010会場イベントコーナー 演題:エコロジーな自然エネルギーでアマチュア無線を楽しもう ![]() JO7HVB 提供 屋外では軽量風力発電機と太陽電池により移動運用。 |
移動運用トピックス 日時:2009年10月31日 場所:ポリティクカレッジ滋賀 屋外講演会場に設置した軽量風力発電機と太陽電池により移動運用 運用風景はこちら |
|
移動トピックス 比良の里山で移動運用(その1) 日時:2009年5月23日(土)、2009年6月20日(土) 電源:水力発電機 場所:まほろばの里 滋賀県大津市南比良JR湖西線「比良」駅から徒歩約15分 イベント会場の様子は NPO比良里山クラブ主催のイベントに会わせ、下見の日と当日開催日に水力発電機により移動運用を した。比良山系から流れる水はまことに美しく緑の木々に囲まれた木陰での自然エネルギーによる移動 運用は快適であった。
|
|||||||
移動トピックス JARL奈良県支部大会で講演しました。 日時:2008年3月2日(日)13:00〜14:00 タイトル:自然エネルギーによるアマチュア無線 場所:いかるがホール 奈良生駒郡斑鳩町興留10丁目6番43号 JARL奈良県支部長lJH3KCW 吉川 寛 様 提供 内容 まえがき エネルギー多消費による地球温暖化は全世界の共通の問題として、重くのしかかっている。少なからず電力を使う我々アマチュア無線を趣味とする者にとって、無縁の事柄ではない。 徒歩で運べる携帯電源で、燃料(エネルギー源)が現地調達可能な自然エネルギー電源がある。当局は風力発電機、小型太陽電池、携帯用水力発電機などを実用化している。 この具体的な方法をここに紹介する。 開発経過 ここに紹介する携帯用軽量風力発電機はアマチュア無線の屋外移動運用の必要性から開発した。1992年から研究開発を始め、1994年から実用テストを開始した。無線用の電波の飛びのよいロケーションは商用電源が得にくいものである。ほとんどの本格的な野外無線マニアは大形のバッテリーや発動機発電機(発発)を使っていた。 これらの電源は @.重量が大きく持ち運びに不便。 A.発発は騒音が大きく、また排気ガスが出るのでせっかく見つけたロケーションのよい展望のきいた駐車場や公園など人の多い場所では使用できない。 B.車で近づけないが、さらに見通しのよいロケーションでは、電源装置の重量の問題で担ぎ上げにくい。C.バッテリー容量の制限や危険物である大量の燃料の保管の難しさから長時間の運用に適していない。 また、すでに地球環境問題が一部の学者から指摘されはじめた当時、アマチュア無線という趣味を楽しむくらいは、クリーンエネルギーを使ってみたいと考えた。 一般に自然エネルギーは、 @.エネルギー密度が低いため、発電装置が大形になり重量軽減が困難といわれている。 A.また、自然条件の変化に左右され、安定した発電は期待できない。 と思い込まれ、アマチュア無線用の電源には、ほとんど使われていないのが当時の状況であった。はたして本当だろうか。 電波の良く飛ぶ高台や障害物のない広い場所は、よい風が吹いているし、日当りのよい所でもある。 自然エネルギーの取り込みに挑戦 支柱と風力発電機全体を共に軽量化を計り、改良に改良を重ねて実地に試してきた。そして風車のメカニズムと発電機単体との最良のマッチングを得た。軽量化のポイントは支柱を細く軽くして弓なりに撓ませ強風時 風力/太陽光ハイブリッド電源 風力発電機と太陽電池を併用すると両者はうまく補完しあい、バッテリー容量を大幅に小さくできる。このことは移動携帯電源とする場合に限らず大きな重量を占めるバッテリーの重量軽減により発電システムのトータル重量の軽減とコストダウンが可能である。固定局でも風力発電機と太陽電池を併用してアマチュア無線を楽しんでいる局長さんも多い。 防災アマチュア無線クラブ局運用のため自宅のベランダに風力発電機と太陽電池を備えているJA2KWX局がある。この自然エネルギーシステムは燃料補給はもちろん不要で、面倒なオイル交換も必要ない。 自然エネルギー電源3点セット 詳しくはja3ckf→検索で出るホームページを参照ください。 参考文献 |
|||||||
移動運用トピックス ハムフェア’06見学に合わせて移動運用 JA3CKF局は自然エネルギーで移動運用を楽しんでいる。今年もハムフェアの開催地、東京都江東区ビッグサイトに移動運用にでかけた。電源は東京湾のさわやかな風を利用した風力発電機。CQ誌2006−10月号28ページにも掲載されました。 今年は100局以上のアイボール、20局の風力発電による移動QSOができました。 |
|
|
大型風力発電機が据え付けられるロケーションは電波もよく飛ぶ。
↓JA3CKF
↑144MHZ−5エレスタック八木アンテナとNP−30Aを21、14、7MHZ 各ツエップ型ワイヤーアンテナで支える。 バックは京都府伊根町の太鼓山(標高683m)の750KW(風車直径50.5m) の風力発電機(LAGERWEY、オランダ製×6基、2001年11月完成) |
↑144MHZ−5エレスタック八木アンテナとNP−30Aを 21、14、7MHZ各ツエップ型ワイヤーアンテナで支える。 バックは滋賀県草津市烏丸半島のドイツ Fuhrlander社 製1.5MW大型風力発電機(2001年7月完成)。 430MHZ−8エレ八木,144MHZ−5エレ八木アンテナ とNP−30Aを21、14、7MHZ各ツエップ型ワイヤーアン テナで支える。 → |
↑430MHZ−8エレ八木、144MHZ−5エレ八木、 50MHZ−2エレHB9CV、21MHZツエップ型ワイ ヤー、7MHZツエップ型ワイヤー各アンテナと NP−30A。各モノバンドアンテナは干渉しないよう 工夫して配置しています。 ←青山高原(標高800m、三重県久居市)の750KW (風車直径50.5m)の風力発電機(LAGERWEY、オラ ンダ製×4基)と軽量風力発電機 NP−30(風車直 径1m)ここは平均風速7m/s以上の風が吹き風向 も風速もほとんど変化のないヨーロッパの風のようだ。 写真のNP−30でトランシーバー、照明、夜の暖房用 「こたつ」の電源をまかなった。 |
JA3CKF局等のリクエストもあり、株式会社スタンダードから受信時(待機時)の消費電力の少ない
ヤエスFT−817型オールバンド/オールモード機が発売された。移動運用は従来50、144、
430MHZのハイバンドが主体でしたが、この機械を購入してからHFバンドも楽しむようになりました。
出力5WではHFでは使い物にならないという先入観がありましたが、フルサイズの良いアンテナを
使えば良く飛びます。風力発電機の支柱を支える支線が3本必要ですが、この支線にツエップ型ワ
イヤーアンテナ(サガ電子製)を兼用しています。冬のVHF、UHFは相手が少なく寂しくなりますが、
HFが出られると冬の移動運用も楽しいものです.
給電点の地上高は3〜3.5mで、エレメントの端は地上から20〜30cmでもSWRが簡単に下が
ります。山の分水嶺などに張ると電波が良く飛びます。7、14、21MHZの各バンドで開けた時は、
5Wでも日本全国ほとんど57〜59のレポートをもらっています。このアンテナは給電部やワイヤー
そのものの引張強度が十分あり、風力発電機の支線としても十分な信頼性があります。
風力発電機を設営するために必要な支柱はハイバンド用八木アンテナの支柱でもあり、山岳徒歩
担ぎ上げの道中の杖として役立ちます。支線も含めデッドウエイトはないのです。
FT−817と軽量風力発電機とツエップ型ワイヤーアンテナで、オールシーズン移動運用を楽しんで
います。
詳しくは下記の記事に掲載されています。
CQ Ham Radio | 2002.2. | 風力発電機を使ってアマチュア無線を運用する |
2002−1−19 に発売されて以来、E−mailや電話、FAXで多数のお問い合わせがあり、 何局かの局長さんがNP−30Aをお求めになりました。検討中の局長さんは十数局おられます。 今シーズン(2002年)から移動運用でご使用になられます。 |
関西ハムの祭典(2002−6−8〜9,2003−6−14〜15於:池田市民文化会館)屋外展示場で記 事のスタイルで移動運用の実演をしました。 池田市民文化会館に隣接する緑に囲まれた公園です。02年は梅雨の入りが遅れ、晴天に恵まれ、 屋外展示は大盛況でした。03年は梅雨入りで屋外展示はテントを張りました。周囲を建物と高い木々 に囲まれ、風の通りは良くありません。背負子にもう一台のNP−30Aをつけて風の通り道に移動サー ビスしました。 |
|
|||
移動運用トピックス 八日市市 太郎坊宮(150mH)に登り移動運用しました。2003年5月24日(土) 大凧祭り会場に移動運用・出展しました。2003年5月25日(日) 場 所:滋賀県八日市市愛知川八千代橋下流河川敷(建部北町) 毎年5万人以上の人が全国から集まる100畳敷きの有名な大凧祭り。 会場に「八日市市新エネルギー推進会議・風の見える街」プロジェクトがテントを用意。 (世話人:JK3SHX 高嶋芳紀 様) ステージ近くのこのテントにはNP−30A風力発電機が設置されているので見つけやすく多数の局長 さんに来ていただきました。 アイコムの最新鋭トランシーバ(IC−703)で交信実演しました。 HFのアンテナに50MHzの波が上手くのり、内蔵のオートアンテナチューナの威力が発揮されました。 ゲストオペレータ:JG3APE,JL3VLZ,JK3SHX各局 凧を見ながら風車の電源でIC−703を使って交信してもらいました。 すごいもんでした!八日市大凧 八日市市大凧の詳しい説明はこちら 25日は一日中適度な風に恵まれ、100畳大凧が3回揚げられました。 |
|||
移動運用トピックス JARLながら川総会前日から移動運用しました。 2002年−5−18日(土)〜19日(日) 岐阜ユースホステル(100mH)付近でCQ誌2月号のスタイルで移動運用しました。夜は管理人さんに依頼して、 谷から吹き上がる良い風の吹く展望台をお借りして、風力発電機とアンテナを設置し、濃尾平野を見渡せるFBな ロケで、2および3エリア各局はじめ、全国から岐阜に来られた各局と多数QSOしていただきました。岐阜市内か ら吹き上がる風でトランシーバと、照明の電源を100%まかなうことができました。 |